もしかして:ワンクシー? おさんぽ中に出現した「天才画伯」の路上アートに大反響
2022年8月22日(月)8時0分 Jタウンネット
「うちの画伯の電柱アート」
......というコメントが添えられた次のようなツイートが、2022年8月15日に投稿され、いま話題となっている。
写真には、電柱が映っている。そこには何やら人影のような模様が......。これって、ひょっとしたら、あの正体不明のアーティストの新作......? まさか、日本で発見されたの? そんな期待をいだいた人もいるかもしれない。
しかし、なんとその作者は投稿者「まさひろ(犬飼い)」(@AYASE_HULK)の飼い犬だという。
奇跡の「作品」にツイッター上では、5万件を超える「いいね」(8月19日現在)が付けられ、拡散。こんな声も寄せられている。
「バンクシーみたい」
「ワンクシー現る」
「もしかして...ワンコシー?」
「やだ! ちょっと何? 天才すぎるわ!」
「素晴らしい。まさにアートですな」
「シャア・アズナブルに見えました」
いったいこれは、どういうことだろう? Jタウンネット記者は、投稿者「まさひろ(犬飼い)」さんに詳しい話を聞いた。
最初は「杖を持った若い人」にしか見えなかったが...
投稿者「まさひろ(犬飼い)」さんによると、愛犬が「作品」を生み出したのは8月9日の朝の散歩中。午前5時38 分ころだったという。
「愛犬が電柱に用を足したので家内が水をかけようとしました。その時に『これ人に見えない?』と言ったので、とりあえず引きと寄りで一枚ずつ撮りました」(「まさひろ(犬飼い)」さん)
問題の「電柱アート」をひと目見た感想を聞くと、「まさひろ」さんは「『あー杖持った若い人』くらいにしか思わなかったですけど、リプ欄でその想像は膨らみました」と語った。
「まさひろ」さんはリプ欄でこうもつぶやいている。
「最初は杖ついた人説が濃厚だったんですが立ちションするスーパーマン説も浮上してきまして......」
「進撃の巨人の調査兵団の一人に見えました笑」
「皆様、いろんな見え方ありますね!」
ところで、この天才画伯はどんな子なのだろう。まさひろさんに聞いてみよう。
「意識して描いてたら天才犬」
画伯の名前は「とんと」。生まれたのは、2012年頃。性格は、「猫みたいですかね? 気まぐれに、食いたい時に食い、甘えたい時に戸を掻く。兄貴分の『びぃすと』にちょっかいを出す」とのこと。
「作品制作」についても気まぐれらしく、まさひろさんはツイッター上で
「意識して描いてたら天才犬なんですけどね。この子連れてラスベガス行きます」
「金になる絵を描いておくれよ! うちのバンクシー」
とも、つぶやいている。
なお、散歩の際には水を持参し、もし愛犬が用を足したらちゃんと流すようにしているというが、「不快でしたら御免ください」と詫びた。