まるで絵本の中みたい? 新大久保の「2次元カフェ」が想像以上のアート空間だった

2019年8月27日(火)11時0分 Jタウンネット

いま、ネット上では東京・新大久保駅近くに新たに出現したフォトジェニックなカフェが注目を集めている。


2019年8月8日にオープンした「2D Cafe(トゥデイカフェ)」(東京都新宿区)。「2D」というだけあって、まるで2次元の世界に入り込んだかのような内装をしている。椅子や机などが、ペンで書いたイラスト風のデザインになっているのだ。


オープン以来、SNS上では「映える」写真を求めて現地を訪れたユーザーが続出。ツイッターやインスタグラムでは、


「まるで絵本の中にいるみたい」
「これって現実?」
「不思議な空間」



との声が上がり、話題を呼んでいる。


Jタウンネット編集部は2019年8月23日、話題の2D Cafeを訪れた。


遠近感が狂うような不思議な空間


JR新大久保駅を降りたほど近く、大久保通りの喧騒を少し離れたところに話題のカフェはある。


白と黒を基調として異様な存在感を醸し出す看板。遠目にもわかりやすく、「絵の中のカフェ」との記載に期待に胸が躍る。さっそく店内に入ってみよう。


記者が訪れたのは金曜日の夕方18時ごろ。ディナータイムを目前にして客足がにぶるかと思いきや、店内は多くのお客でにぎわっていた。


女性客を中心にカップルで訪れている人も。遠近感が狂うような不思議な空間内でお互いに写真撮影をしている人たちの姿も見られた。


注文は入り口を入ったところにあるカウンターにて。記者は一番人気だという「2D黒糖アッサムミルクティータピ」(650円税別)を頼み、席に着いた。


三十路目前にしてひとり流行りのタピオカドリンクをすすりながら周囲を見渡す記者。正直アウェイ感半端ないが、ほどよい甘さを感じる大人味のドリンクがそんな恥じらいを忘れさせてくれた。思いのほかすっきりとした味わいで、もちもちとしたタピオカも最後まで飽きずに堪能することができた。


「まるで絵本の中にいるみたい」との声が上がっているように、白黒の内装にじっと目を凝らしていると、不思議と家具が浮かび上がってくるように見えてしまう。


テーマパークのようでもあり、若者だけでなく、小さい子供にとっても楽しめる空間。新大久保を訪れた際はぜひ直接足を運び、体験してもらいたい。

Jタウンネット

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