目にも楽しい「妖怪」探求、学習院女子大のJMOOC…11/1開講
2017年9月7日(木)12時15分 リセマム
オンライン学習サービス「MOOC(Massive Open Online Course、大規模公開オンライン講座)」の普及に取り組むJMOOCは、大学や企業が提供するMOOCを公開し、複数のMOOC配信プラットフォームをまとめるポータルサイト「JMOOC」を公開している。公認プラットフォームはそれぞれ「gacco」「OpenLearning,Japan」「OUJ MOOC」「Fisdom」の4つ。MOOC上では、条件を満たせば講座の修了証も取得できる。
11月1日からは、学習院女子大学の徳田和夫教授が「妖怪」をテーマとしたJMOOC講座を開講。民俗学、民間伝承、説話文学、ビジュアルカルチャー、比較文化の面から、日本の「妖怪文化」を探求する。映像には、徳田教授と学習院女子大学が所蔵する多数の錦絵や絵巻物が登場。目にも楽しく、初学者も取り組みやすいような工夫が施されている。講座はWeek1から4まで全4週間。
受講検討者に向け、徳田教授は「妖怪は、私たち日本人の歩みそのものです。妖怪とは、いったい何でしょうか。私たちは、なぜそれをイメージし、どのように表現してきたのでしょうか。学術による多角的な分析を通し、ぜひとも妖怪の魅力を肌で感じてください。」とコメント。年齢や性別、前提知識の有無を問わず、妖怪や日本文化に関心のある者の受講を歓迎している。
同講座は、JMOOC公認のプラットフォーム「OpenLearning,Japan」における27講座目の開講。学習院女子大学の講座としては3講座目の提供にあたる。講座は「OpenLearning,Japan」およびJMOOCから視聴できる。受講期間は12月6日まで。
◆妖怪の世界を探る〜その伝承とビジュアルテキスト〜
講師:学習院女子大学 日本文化学科 徳田和夫教授
受講期間:2017年11月1日(水)〜12月6日(水)
受講料:無料
講義内容:
Week1:闇にうごめくモノ
Week2:さまざまな妖怪たち—「百種怪談妖物雙六(むかしばなしばけものすごろく)」に遊ぶ—
Week3:「百鬼夜行絵巻(ひゃっきやぎょうえまき)」を読む—その(1)—
Week4:「百鬼夜行絵巻(ひゃっきやぎょうえまき)」を読む—その(2)—