唯一無二の“プラチナアジフライ”がウマすぎる! 練馬の人気店『アジ好きですか?』に行ってきた

2023年9月7日(木)10時50分 食楽web


『アジ好きですか?』の「食べ比べアジフライ定食」 | 食楽web

●東京・練馬駅のそばで大人気の食堂&居酒屋『アジ好きですか?』に突撃! 噂の「プラチナアジフライ」の味わいとは?

西武池袋線・練馬駅を出て徒歩3〜4分、小さな路地の中に思わず目を留めてしまう看板があります。そこにはこう書かれています。「アジ好きですか?」。一瞬「え?」と思ってしまいますが、これ、お店の名前なんです。

この問いかけへの答えはただひとつ。もちろんお店に入ることです。店名の上に書かれた「プラチナアジフライ」の文字も気になるじゃありませんか。アジフライ好きの筆者としては、なんとしても食べておかなくてはなりません。


西武池袋線・練馬駅から徒歩数分の『アジ好きですか?』。アジ好きならこの看板には心惹かれるはず!

 ランチタイムのピークを外した14時ごろでしたが、ほぼ満席状態。そう、このお店、2021年にオープンして以来、お客さんがひっきりなしに訪れる大人気店なのです。

 ランチの名物メニューは、高温で揚げた「黄金アジフライ」と、低温でじっくり揚げた「プラチナアジフライ」。揚げ方のほか、パン粉などを調整することで味わいの異なる味に仕上げているとのこと。


アジフライのほか、南蛮漬けやなめろうも。今回は「食べ比べアジフライ定食」と「なめろう」をオーダー

 聞けば店主は千葉県富津市のご出身で、食材は富津市やその周辺のものにこだわっているそう。アジも当然、千葉県産。富津市の名物・黄金アジです。

 そして「黄金アジフライ」と「プラチナアジフライ」の両方を楽しめるのが、今回筆者がオーダーした「食べ比べアジフライ定食」(1900円)。黄金アジの「なめろう」(400円)とともにいただきました。

揚げ方やパン粉を調整した2種類のアジフライに舌鼓


「食べ比べアジフライ定食」1900円。ご飯にみそ汁、漬物のほか、味変用のタルタルソースとおろし山葵がついてきます

 オーダーから数分で運ばれてきた「食べ比べアジフライ定食」。黄金アジフライはこんがりキツネ色。スタンダードなアジフライという印象です。一方のプラチナアジフライはビックリするほど白く、なんだか美しい!店主によると、「白い衣×黄金アジ=白金(プラチナ)」ということでこのネーミングになったんだとか。


黄金アジフライ(左)とプラチナアジフライ(右)

 まずはそのプラチナアジフライからいってみましょう。ひと口食べて、再びビックリ! 食べ慣れたアジフライとはまるで違う食感です。衣に油感がなく、サックリ、フンワリした爽やか&軽やかな歯ざわりです。こんなアジフライは初めて!

 アジの味が(ややこしい…)ゆったりと上品に口の中に広がります。黄金アジフライはザ・王道のアジフライ。カリッとした衣の食感が郷愁を誘うような安定の旨さ。やはり魚フライの王様はアジフライだと、あらためて気づかされます。どちらも旨いので、交互に食べるのがよさそうです。


プラチナアジフライはアジフライの常識を覆すルックスと食感

 味変用にタルタルソース、おろし山葵が一緒に提供されます。そしてテーブルには醤油、塩、ソースが。筆者のお気に入りは塩。旨みのある塩で、アジフライの旨さが際立ちます。また、タルタルソースはタマゴ感がしっかりしていて、ちょっと洋食風な味わい。そして意外だったのがソース。フルーティーな甘さのあるソースで、これまた相性バツグンです。

 ちなみにご飯のお米は富津産コシヒカリ。これが炊き具合も絶妙で、ほどよい粘りと歯ごたえ、そして甘みがあって実に美味。白飯好きな筆者は、おかずナシでこのご飯をドンブリ1杯は軽く平らげる自信があります。


なめろうには、富津市の農業協同組合天羽地区女性部の「よしえちゃんみそ」を使用。アジの旨みが凝縮されたような濃厚さでウマし! ご飯にも合います

 ご飯になめろうをのせて食べても絶品でしたが、お酒のアテにも絶対アリ。次回は居酒屋として営業するディナータイムにお邪魔して、お酒と一緒に楽しみたいと思います。

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

店名:アジ好きですか?

住:東京都練馬区練馬1-15-2
TEL:03-5912-3900
営:11:30〜15:00(14:30LO)
18:00〜23:00(22:00LO)
休:不定休(店舗SNSで要確認)

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