「町内会費の集金が苦痛...。支払い拒否は当たり前、回収できないと自腹で立て替えです」(北海道・20代女性)

2019年9月9日(月)11時0分 Jタウンネット

町内会(自治会)に不満をもつ人がいれば、非協力的な住民に対して不満を抱く役員もいる。


今回ご紹介するのは、半強制的に町内会長を任されたにもかかわらず、周囲の住民の「嫌われ役」になってしまった女性のトラブルだ。


町内会長を務めるNさん(北海道・20代女性)は、会費の集金作業がストレスになっている。支払いを拒否されるのは当たり前、ヒドい場合は自分が会費を建て替えることまであるそうで...。


「お金を取ろうとしている」と騒がれて...


私の町内会では、1年ごとに町内会の住民の家を訪問し、町内会費の徴収や広報物の配布などをする町内会長を持ち回りで務めます。


しかし、私の住んでいる町は高齢化が進んでおり、町民の多くは「もう年だからできない」と断られることが多く、20代・30代の私たちが代わりに行っています。町内会長が回ってくる周期も早くなってしまい、正直大変ですがなんとか回しています。


にもかかわらず、町民たちは協力的でない方がほとんどです。


例えば、1人暮らしで無職の60代の女性は1000円にも満たない集金に「今はお金が無いから待ってほしい」。また、70代の夫婦の家に集金行くと、明らかに家の電気が点いていてテレビの音が聞こえるのに居留守をされることも。毎回お金を集めるのは大変です。


ある時、60代の一人暮らしの女性の家にいつものように集金に行った際に、何度か自宅のベルを押しても出なかったので家にいないのかと思い、帰ろうとしたところ、ちょうど女性が帰宅しました。


「こんにちは」とあいさつをしてくれたので、少し世間話をしてから「町内会費の集金なのですが」と切り出すと、突然顔色を変え、


「この人が不法侵入しようとしていた」「お金を取ろうとしている」


などと大声で騒ぎ出しました。これには近所の方も驚いて数人集まってくるなど、大変なことになってしまいました。


近所の方に理由を話し、女性をなだめてもらったので大事にはならずに済み、結局私が自腹で立て替えることにしましたが、とても困りました。


前の時期に町内会長になった方からの話では、集金であまり良い顔をしてくれない人の家には、小さな子供と一緒に家に行くといくらか態度が優しくなるとアドバイスをもらい、知り合いや親戚の子供と一緒に回るなどしてなんとか集めています。


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