アンチエイジングも期待できる!?ビタミンEの魅力

2022年9月29日(木)11時0分 ココカラネクスト

 ビタミンEには老化の原因となる活性酸素をとり除いたり、血液をサラサラにしたりと、私たちのカラダにとってうれしい効果が期待できます。


ビタミンEの働き

活性酸素の除去
ビタミンEは強い抗酸化パワーを持ち、細胞をサビさせる活性酸素を除去する働きがあります。その強い抗酸化作用により、老化防止(アンチエイジング)が期待できます。

血液の流れを良くする
抗酸化作用で血液中の悪玉コレステロールの酸化を抑制し、血栓をできにくくします。

不妊予防・更年期障害の症状緩和
ホルモンの生成や分泌にかかわり、女性ホルモンの代謝をサポートします。

ビタミンEの摂取目安量

ビタミンEの目安量は、男性(18〜49歳)は6.0mg/日、女性(18〜29歳)は5.0mg/日・(30〜49歳)は5.5mg/日です。

過剰摂取が続いた場合
脂溶性ビタミンであるビタミンEは体内に蓄積されるので上限が決められていますが、食品からの過剰摂取の心配はほとんどありません。サプリメントで大量に補う場合のみ注意が必要です。

不足が続いた場合
ビタミンEが不足すると、血行障害により、肩こり・冷え性になりやすくなったり、ホルモン分泌障害が起こることがあります。

ビタミンEが多く含まれる食材・食事

ビタミンEが多く含まれる食材は以下の通りです。

アボカド(1個 250g) 8.3mg
はまち(生) 4.6mg
うなぎの蒲焼 4.9mg
カボチャ 4.9mg
赤ピーマン(2個) 4.3mg
アーモンド(10g8粒) 2.9mg
サフラワー油(10g) 2.7mg

※特に記載がない場合は、素材100gあたりの含有量となります。

ビタミンE摂取のポイント

ビタミンEは抗酸化作用が強いビタミンです。同じ作用を持っているビタミンA(β-カロテン)・ビタミンCとあわせて「ビタミンエース(ACE)」と呼ばれ、 一緒にとると相乗効果でさらに抗酸化作用が高まり、免疫力がアップします。

【参考・参照】
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)〈https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html〉(最終閲覧日:2020/5/14)
文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)〈https://fooddb.mext.go.jp〉(最終閲覧日2018/11/15)

「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」

[文:あすけん 管理栄養士]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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