広島のデパートでまさかの「広島物産展」 異例キャンペーンの狙いは？担当者に聞いた
2020年10月6日（火）18時0分 Jタウンネット
[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2020年9月29日の放送では、異例ともいえるデパートの物産展を取り上げていました。
広島三越（広島市）では、コロナで落ち込む飲食店などを応援しようと、今回初めて「地元広島」をテーマにした物産展を開催しました。この物産展には、県内の飲食店などを中心に約80店が出店を予定しています。
「広島を盛り上げたい」
広島三越の催事・食品担当府川正樹さんは番組の取材に、
「私ども広島にお店を構えている中では広島を盛り上げたい。今回の広島三越をきっかけに、今度は出店したお店に足を運んでいただいて輪が広がればいいなと思っています」
と話しました。
なかでも注目なのは、ラーメンの旨味と麻婆豆腐のピリリとした辛さが美味しい「広島四川飯店」のマーボー麺。今回だけの限定メニューです。
さらに今回は自宅で過ごす時間が充実するような雑貨なども取り揃え、オリジナルバッグやコサージュの手作り体験なども行っています。
出店者からも期待の声
今回の物産展では会場の出入り口を分け、混雑した場合は入場制限を行うほか、通常よりも通路やイートインスペースを広くするなど感染症対策を行っているということです。
訪れた人は、
「制限があったりしたのでなかなか出てこられなかったんですけど、1つにまとまって見られるので楽しいです」
「経済の循環もさせないといけないと思うのでたくさん買えるものは買いたいなと思ってます」
と話していました。
出店者も今回の物産展に期待を寄せています。
「味を知ってもらって少しでも店舗に人が戻ってきてくれたらいいなと思って」
「売上も去年と比べたらガクッと落ちてますし、しっかり売って帰ろうというか。盛り上がりに便乗させて頂いて頑張ろうと思います」
物産展は10月11日まで行われるということです。
今までありそうでなかった地元がテーマの物産展。広島の美味しいお店を一度に巡れて楽しめそうですね。
（ライター：momiji）
関連記事（外部サイト）
