「下校中に行方不明になった小1の息子。夫婦で探しまわっていたら、見知らぬおじいさんに連れられて...」

2023年10月9日(月)12時0分 Jタウンネット

シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Aさん(都道府県・年齢不明女性)

雨が降るある日、Aさんは夫と小学校まで息子を迎えに行くことにした。

けれど、ほかの子が傘をさして班で帰ってくる中、息子は一向に現れない。先生に聞いても分からない様子で......。

<Aさんの体験談>

小学校6年生の長男、4年生の次男、年少の長女を育て、子供3人のにぎやかな毎日を送っている母親です。

他の人の体験談を見て、長男が小学校に上がって少しした頃のことを思い出しました。

その日は雨が降っていて、まだ下校になれない息子を迎えに行くことに。夫の仕事が休みだったので、一緒に学校近くまで車で行ったのですが......。

引率の先生もわからず、学校にも居らず...

ほかの子は傘をさして班で帰ってくるのに、長男はいつまで経っても来ません。

一緒に歩いていた引率の先生に聞いてもわからない様子だったので、私が学校まで歩いて行ってみたのですがそれでもおらず、夫が心配し始めました。

ただ、私はそこまで深刻に考えず、そのうち帰ってくると思っていました。

しかし、中々来ないので段々と心配に......。あたりを夫と車で走ってみても見つかりません。

帰って来るかもしれないので、私は家で待機することに。時おり次男を家の中で待たせ、周辺を見に行っていました。

すると、年配の男の人が息子を連れて現れたのです。

その日以降、登下校はより安全に

おじいさんは、学校の見守り隊の方でした。

話を聞くと、雨の日は傘をさして1列に下校するため、間違えて他の班の後ろについて行ってしまっていたそうです。

見守り隊の方は息子のランドセルに付いていたリボンの色でその通学路の子ではないと気づき、正しい地域まで送ってくれた上、家まで連れてきてくれたのでした。

後で担任と主任の先生が謝罪に来ました。そしてそれ以降、登下校のあり方を改善し、気をつけて見てくださるようになりました。

あの時は、簡単なお礼しか言えませんでしたが、長男が無事に帰ってきたのは、気づいてくれた見守り隊のおじいさんのおかげ。長男も少しその時のことを覚えているようです。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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