佐藤健10年ぶりの出演、佐々木蔵之介ら豪華キャストで贈る「ほん怖」20周年SP
2019年10月12日(土)14時0分 シネマカフェ
■鈴木保奈美主演「誰にも言えない」
80年代から女優として活動、現在も「SUITS/スーツ」などに出演する鈴木保奈美が小学校の教師に扮するのが「誰にも言えない」。
戸田美奈子(鈴木さん)が久しぶりに母校である小学校に担任教師として戻ってくる。担当するのは3年1組だが、1組の教室は美奈子が小学生だったころから不思議な現象がよく起きていた場所。
ある日の放課後、美奈子は生徒の佐藤(斎藤汰鷹)から不思議な現象について「見えてるんでしょ?先生も」と問われるが、相手にしない。しばらくして佐藤は父親の仕事の都合で転校するが、教室内で起こる不思議な現象は続く。
「私には(不思議な現象の)原因が分かっている」と心の中で語る美奈子。その視線の先には、想像もし得ない物体が…というストーリー。
■松本穂香主演、足立梨花共演「机と海」
朝ドラ「ひよっこ」などで注目される松本穂香と、「僕はまだ君を愛さないことができる」などの足立梨花が共演するのは「机と海」。
念願の一人暮らしを始めることになった田中真佐美(松本さん)は、職場の先輩・川島有希(足立さん)に引っ越し作業を手伝ってもらっている。新居の家具はリサイクルショップをまわってそろえたお気に入りのものばかり、特に机は一目ぼれして購入したものだった。
しかし引っ越し初日の深夜、ガタガタっと物音が。その後も金縛りにあったり父が原因不明の体調不良で入院したりと、身の回りで不幸が立て続けに起こる。真佐美から相談を受けた有希が紹介した女性は、真佐美が最近机を買ったことをズバリと言い当て、深夜3時に九十九里浜の砂浜で机を燃やさないと真佐美の命にかかわると真剣に語る…。
■佐藤健主演「汲怨のまなざし」
朝ドラ「半分、青い。」などの佐藤健が約10年ぶりに本シリーズに出演するのが「汲怨のまなざし」。
妻・あすか、息子・サトシと共に平凡ながらも幸せに暮らしている宮崎孝史(佐藤さん)が、ある日公園でサトシと一緒に遊んでいると不気味な女を見かける。その後も仕事帰りの道や出勤時のバスの車内でも、その不気味な女を見かけるように。
そしてある晩、ベッドで背中に何かがピタリと張り付いてくるような気配を感じ、おそるおそる孝史が背後をふり返ると、そこには血のような眼を持つ不気味な女が…孝史を恐怖に突き落とす女の意外な正体とは!?
■中条あやみ主演「赤い執着」
『雪の華』や「白衣の戦士!」などに出演、女優として急成長中の中条あやみが主演するのは「赤い執着」。
宮岡真衣(中条さん)は半年前に事故で両親を亡くし、幼い妹の宮岡彩花(粟野咲莉)と生活していた。真衣がある日、自分の住む団地のエレベーターから出ると何か気配を感じる。団地の下を見ると全身真っ赤な女がこちらを見上げていた。
同じ団地の住人だろうと思った真衣はバイト先の常連客・吉岡(昴生)にも笑い話のように話すのだが、吉岡の職場の後輩・大谷(泉澤祐希)から突然「最近、何かおかしなこと、なかったですか?」と聞かれる。そしてこの赤い女によって、身の毛もよだつような恐怖が真衣に襲いかかる…という物語。
■佐々木蔵之介主演、佐野勇斗共演「肩の女」
放送中の月9ドラマ「シャーロック」にも出演する佐々木蔵之介と、『かぐや様は告らせたい』も好評の佐野勇斗が初共演するのが「肩の女」。
脱サラして夢のラーメン店をオープンさせた氷川武彦(佐々木さん)だが客足はさっぱり。客が全く来ない理由——それはアルバイトの立花恵介(佐野さん)の肩に“上半身だけの女”が絡みついていること。
恵介を辞めさせれば…と考えるも、明るく人の良い恵介をクビにすることをためらう。氷川は恵介の肩を塩で清めようとするがうまくいかない。すると今度は店内に“下半身だけの女”が現れる。塩を投げつけると彼女たちは姿を消し、その後店は満員になるほど繁盛するのだが、氷川がベッドに入ると下半身だけの女が現れ…というストーリー。
土曜プレミアム「ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル」は10月12日(土)21時〜フジテレビにて放送。