「神様のカルテ」福士蒼汰主演でSPドラマ化「心を込めて臨みたい」

2020年10月17日(土)6時0分 シネマカフェ

福士蒼汰

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「嵐」櫻井翔主演で映画化もされた夏川草介のベストセラー小説「神様のカルテ」が、福士蒼汰主演でドラマ化が決定した。

現役医師・夏川さんのデビュー作ながら、第10回小学館文庫小説賞を受賞し、2010年の本屋大賞2位を獲得しシリーズ累計330万部突破した「神様のカルテ」。“心は、きっと救える”——そう信じて患者を救うことと正面から向き合う1人の若き医師の苦悩と成長が描かれる。

「神様のカルテ」初のドラマ化では、原作小説の「神様のカルテ」「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」「新章 神様のカルテ」の計4冊の長編を原作に、2時間×4話の計8時間という大型スペシャルドラマとして放送する。


今回のドラマ化では、テレビ東京のドラマ初出演・初主演となる福士さんが、主人公で一見風変りな心優しき内科医・栗原一止を演じる。

初めての医師役に挑戦する福士さん。「いつか医者という役に向き合ってみたいと思っていました」と語る彼は、「お話をいただいた時とても嬉しかったです。専門的な職業ならではの難しさは計り知れませんが、医療についての知識や心構えなど追求していきたいと思います」と意気込む。

演じるキャラクターについては「今回僕が演じる栗原一止は、夏目漱石を敬愛していて、その影響で古風な言葉遣いをします。そのうえ一止はかなりの捻くれ者なので、周りからは変人扱いされてしまうのですが、芯の部分にある優しさを僕はしっかり受け止めました。文学を愛する人はどこか自分の人生までもストーリーの一行一行のように捉えているように感じます。そんな彼の一行を確かなものにするために、心を込めて臨みたいと思います」とコメント。

また「まるでノンフィクションのようにメッセージ性の強い作品だと思います。自分の大切な人をもっと大切にしたくなるような、温かい作品にしていきたいです。頑張って参りますので、ぜひ放送を楽しみにお待ち下さい」と視聴者へメッセージを寄せている。

そして原作の夏川さんは、今回のドラマ化にあたり「ひとつひとつのシーン以上に、それぞれの人物の生き方を描いた作品です。勧善懲悪でも、弱肉強食でもない、人間の優しさや美しさといったものが伝われば嬉しく思います」と話している。

ドラマスペシャル「神様のカルテ」は2021年1月、テレビ東京系にて放送予定。

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