台湾に「未確認先住民」が実在していたことが発覚! 6千年前の頭蓋骨を発見

2022年10月17日(月)14時0分 tocana


 台湾には、人里離れた山中に背が低く肌の黒い人々が住んでいるという伝説が何世紀にもわたって語り継がれてきた。


 この人々が伝説上の存在ではなく、どうやら本当に存在した先住民族である可能性が発掘によって明らかになったのである。


 先日、オーストラリア、日本、台湾、ベトナムによる国際研究チームは人里離れた山岳地帯にある洞窟にて、今から6000年前の頭蓋骨と大腿骨を発見した。分析によると骨の主は若い女性で身長が1.3メートル、かつて南アフリカやフィリピンの原住民だった人々のものと似ているという結果になった。


 この事実は伝説に登場する小柄な種族の描写に合致する。そのため、今回の発見はこれまで伝説上の存在と思われてきた民族が実在したことを示す最初の直接的証拠になるのではないかと考えられているようだ。


 世界中の伝説にはさまざまな異種族が登場することがあるが、これは敵対ないしは共存していた別の人種だったのではないかという説がある。今回もその説を裏付けるような発見ながら、この民族が本当はどんな民族で何が起こって絶滅したのかがわかる記録もない。


 果たしてこの人骨から失われた伝説上の種族の謎を解き明かすことはできるのか。今後の研究結果に期待したい。


参考:「Phys.org」、ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



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