まさかの「貴族気分」を富士そばで 限られた店舗だけで提供される「黄金のどんぶり」がこちらです
2023年10月30日(月)8時0分 Jタウンネット
都内を中心に展開する「名代 富士そば」は、気軽に入れる立ち食いスタイルの店。
ザ・大衆店といったイメージだが......全部で100以上の店舗を持つ富士そばの中に、なんだかすごくバブリーなメニューを出す店が存在していることをご存じだろうか。
それはなんと、「金のどんぶり」で提供されるという。
どれほど輝いているのか。この目で確かめたくなったJタウンネット記者は、秋葉原電気街店へ足を運んだ。
注文したのは大判かき揚げ丼S盛だ。
めちゃくちゃ輝いている。
成金......いや、まるで自分が貴族になったかのように錯覚しそうになるこの器。
黄金の光沢に照らされた大判かき揚げは、まるで金塊のようだ。
ちなみに、かき揚げはサクサクでいつもと変わらない、ホッとする富士そばの味であった。
じゃあ、この「金のどんぶり」は何のためのモノ? 記者は2023年10月24日、Jタウンネット記者は運営会社・ダイタングループのダイタン商事(東京都渋谷区)を取材した。
実は12店舗だけ...
同社によると、「金のどんぶり」が初登場したのは2023年9月19日、秋葉原電気街店。取材時点では富士そば全109店舗中12店(秋葉原電気街、川口、品川、板橋、代々木八幡、大宮東口、国立南口、立川、浦和仲町、藤沢、北浦和、大船)で使用されている。
ダイタングループの「ダイタンキッチン」が運営している店舗で試験的に取り入れているとのことだ。
「金のどんぶり」は何のために生まれたのか。その理由を同社はこう説明する。
グランドメニューのかつ丼等に比べて、ゴージャス感、自分へのご褒美感をより一層引き立てるために、器も金にしてみました。
富士そばでゴージャスな体験を求めている方は要チェックだ。
なお、「金のどんぶり」で提供されるメニューは以下の通り。
・贅沢かつ丼
・贅沢カレーかつ丼
・DXエビ入り大判かき揚げ(秋葉原電気街のみ)
・DXプレミアム紅生姜天(秋葉原電気街のみ)
・贅沢よくばりコンボ(秋葉原電気街、品川、代々木八幡、板橋を除く店舗)
同社によるとインバウンドを意識したものでもあるとのこと。たしかに、記者が食べに行った時、秋葉原電気街店にいたのはほとんどが外国人客で、金の器の商品を注文している人も多かった。