ダイエットは「犯人探し」と「宝物探し」!?グラフを書くだけの簡単ダイエット法とは

2022年11月3日(木)20時30分 ココカラネクスト

 皆さんは、「ダイエット」という言葉を聞いて、どのようなことを思い浮かべますか?

「食べたいものを我慢している」「もっと食べたいけど控えておく」こんな、食に関連した経験をしている方は多いのではないでしょうか?

辛いイメージがあるダイエットですが、食べたいものを我慢せずに行なえたら、こんなに嬉しいことはないですよね。

今回は、みやま市工藤内科の院長・工藤孝文先生のYouTubeチャンネル「工藤孝文のダイエット外来」より、ダイエット中の食に関して、ご紹介します。

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世間一般に言われていることが、必ずしもその人に合うとは限らない。

効率のいいダイエット法は誰もが知りたいもの、そしてこの点について工藤氏は明確だ。「グラフを書くだけで体重が落ちる」。

一体どういうことなのか?

グラフを書くことの効用は様々あれど、大きいのは「太るものの犯人探し」と「太らないものの宝物探し」ができることだという。

普段から、同氏は日本肥満学会が作成したものをアレンジしたグラフを使用しているというが、グラフには主にその日の体重と食べたものを記載する形。そして記入することで、「何を食べたら自分の体重が増えるのか」「何を食べても自分は太らないのか」、といったような自己分析に繋がるといいます。

最近は糖質オフの影響もありダイエット中に避けがちな、お米ですが、実は日本人はお米を食べても太りにくい遺伝子があることも最近の研究でわかってきています。

加えて、

「意外にも、納豆やヨーグルトといったようなものを食べすぎて、体重が落ちない方もいます」

と、腸内細菌を活性化させるなど、体に良いとされるものを食べていても、効果が出にくいこともあると話しています。

「糖質制限をしていて、普段お米を食べていない方が、意外と食べても太らない場合もありますし、健康にいいと思っていた納豆をやめると体重が落ちてきたり。お昼の時間にチョコレートを食べると体重が落ちる方もいます。もちろんその逆もありますけどね」

とにかく、ダイエットに必要なのは「何を食べたら自分の体重が増えるのか」「何を食べても自分は太らないのか」を把握すること。その点グラフを書くことは、自身の体質が可視化されることにつながり、特に、自分が食べてはいけないと思っていたものが、食べても大丈夫だったと判明した際に、患者さんの多くは喜ぶと話します。

世間一般に言われていることが、必ずしもその人に合うとは限らないというのだ。

グラフを記入することで、自分の体質と食べ物との相性などがわかってきて、よりダイエットが楽になると、工藤氏はいいます。

工藤式ダイエットの肝にもなると言うこのダイエット方法。是非皆さんも無理のない範囲で記入をし、「犯人探し」「宝物探し」をしてみてください。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

工藤 孝文(くどう・たかふみ)

福岡大学医学部卒業後、アイルランドとオーストラリアへ留学。
現在は福岡県みやま市の工藤内科にて、地域医療を担っている。
糖尿病、東洋医学・漢方治療、ダイエット治療を専門とし、NHK「あさイチ」、日本テレビ「世界一受けたい授業」などメディア出演多数。
日本内科学会・日本東洋医学会、日本肥満学会・日本糖尿病学会・日本高血圧学会・日本抗加齢医学会・日本女性医学学会・小児慢性疾病指定医。

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