知られざるはちみつパワー！これからの季節に役立てたい効能とは

　体調を崩しやすいこの季節。咳が止まらなかったり、喉の痛みを感じたりと、呼吸器系の不調を抱えている方も多くなる時期です。

そこでおすすめなのがはちみつです。健康効果が高く、咳や喉の痛みの解消に加え、意外な健康効果が注目されています。

今回は、はちみつの効能を中心に、咳や喉のケアに役立つ情報も併せてご紹介します。

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1．はちみつは咳や喉の痛みに効く

2023年の夏以降、新型コロナウイルスやインフルエンザの同時流行による、咳止めや痰切りの薬の供給不足が大きな問題となりました。厚生労働省は、過剰発注を抑えるように関係各所に要請していますが、咳止めなどの供給不足が心配されています。

一方、咳や喉の痛みには抗炎症・抗菌作用があるはちみつが効果的ともいわれ、薬局で勧められることも多くなりました。

はちみつがなぜ喉の痛みや咳などに効くのか、科学的根拠がはっきりしていない部分はあるものの、複数の抗酸化物質を含んでいる点や、甘味を感じる神経と咳が関係している点から、咳や喉の痛みの緩和をもたらすのではないかといわれています（※1）。

また、統計学的にもはちみつの咳や喉の痛みへの効果が示されており、咳や喉の不調を感じた場合にはちみつを飲むことはよい選択といえるでしょう。

2．はちみつには意外な健康効果が

咳や喉の痛みの緩和を期待できるはちみつですが、実はその他にも健康効果があるとされています。

はちみつは薬用として古くから中国医学でも紹介されており、解毒や便秘解消、四肢の冷えの緩和など複数の効能があるとされています（※2）（※3）。

ただ、市販のはちみつすべてに健康作用があるわけではなく、たとえば抗菌作用に関しては、マヌカハチミツなど一部のはちみつに限られます。はちみつならどんなものでも健康効果が期待できるわけではないので、その点には注意が必要です（※4）。

3．咳や喉の痛みには漢方薬もおすすめ

咳や喉の痛みには、はちみつの他に漢方薬もおすすめです。漢方薬は今起こっている不調を抑えるだけでなく、体質から根本改善を目指します。

また、漢方薬は西洋薬よりも副作用のリスクが少ないといわれています。

咳や喉の痛みにおすすめの漢方薬をご紹介します。

漢方薬は、体質との相性を重要視します。体質は人それぞれ異なるため、それを見極める力も必要になるのです。体質に合わない漢方薬を使い続けても、効果が出るどころか副作用が起こる可能性もあります。

大事な点は、体質と漢方薬の相性をきちんと理解していること。漢方薬で不調を解消したいなら、医師や薬剤師などの漢方のプロにおまかせするのが一番です。

そして、「病院に行く時間を作れない」「気軽に漢方薬を試したい」という方には、オンラインで展開している「あんしん漢方」という漢方薬サービスがあります。

●あんしん漢方

4．冬の喉ケアはちみつがおすすめ！

咳や喉の不調に最適なはちみつ。薬用としての歴史が長く、解毒や便秘解消などさまざまな効能もあります。はちみつで喉を十分にいたわって、冬を乗り切って行きましょう！

【参考】
（※1）株式会社 山田養蜂場 みつばち健康科学研究所　「『血糖値が上がりにくい』咳を抑える』」蜜蜂の機能性に期待高まる！」
（※2）株式会社 ウチダ和漢薬「生薬の玉手箱｜蜂蜜（ハチミツ）」
（※3）伝統医薬データベース「蜂蜜」
（※4）公立大学法人 福岡県立大学 機関リポジトリ「純粋ハチミツが必ずしも抗菌効果をもつとは限らない」

[文：あんしん漢方]