石のような冷凍肉を一刀両断できる「ムテキバサミ」 使用後に後悔したこと
2024年11月11日(月)19時0分 Sirabee
『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『Nスタ』(TBS系)で取り上げられ、いま話題を呼んでいるパワフルなキッチンバサミ「ムテキバサミ」。一般的な商品とは何が違うのか、実際に試してみた。
■切れ味の虜になったアンミカ
10月25日放送『ヒルナンデス!』の最新グッズキッチン特集で紹介された同アイテム。
その切れ味を試したタレントのアンミカが、「取り憑かれたかのよう」(ぺこぱ・松陰寺太勇)カットに熱中する様子が番組内でも話題を呼んだ。
価格は1本4,400円。 通常のキッチンバサミと比べると高価だが、先に言うとそれ以上の価値があるアイテムと断言できる。 以下、記者が行った“試し切り”の結果を記していこう。
※写真に出てくる黒いハサミが「ムテキバサミ」。白いハサミは記者が使っていた一般的なキッチンバサミ。
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■特徴その1「グリップ部分」
「ムテキバサミ」の特徴はその形状にある。
まず左右兼用デザインであるグリップ部分。 手の内側に厚みがあるため、しっかり力を入れて握れる構造になっており、かつ軽量でフィット感の良いエラストマー樹脂を使用。手が大きい記者でもしっかりグリップ部を掴むことができる。
ちなみに耐熱温度は110℃なので、食洗機で洗浄することが可能だ。
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■特徴その2「ダブルのギザ刃」
そして刃部分は、試作を何度も重ねて完成させたというダブルの「ギザ刃」。これが同商品最大の武器で、絶妙なギザギザのピッチ(間隔)が、柔らかい食材から固い食材までしっかり“ホールドして”カットしてくれる。
一方、これまで記者が使っていたキッチンバサミはギザ刃がないため、ゴボウやトマトをカットしてみると、ツルッと滑ってうまくいかずサイズがバラバラになる。
ムテキバサミは刃の根本でグッと食材を掴みこむような感覚があり、ゴボウは力を入れずともスパスパ切れ、トマトやみかんは滑ることなくそのままカットできた。
写真の左側はいつものキッチンバサミで切ったミニトマト。右がムテキバサミでカットしたミニトマトだが、後者の方がより薄く切れていることがわかるだろう。
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■「冷凍鶏肉」が数秒で真っ二つ
厚みあるグリップ部のハンドル設計、そして食材に食い込むダブルギザ刃が合わさると、カッチカチな冷凍肉も自在に切れる。
近くの精肉店で石のように凍った鶏肉を買ってきて試すと、いつものキッチンバサミはどう力を絞ってもわずか3センチほどしか切れ目が入らない。何度チョキチョキしても前に進んでいかず作業中断。半解凍させるしかない。
続いて件のムテキバサミではどうか。おお……パッケージごと食材をしっかりホールドし、チョキチョキするごとに鶏肉が切れていく。約7〜8回手を動かしただけで見事一刀両断。コレ斬鉄剣や。
「鶏肉の塊」というややハードな食材を使ってみたこともあり、野菜に比べるとパワーが必要だったが、カチコチに凍った肉を切れるだけで感激である。
豚バラなどの薄い肉ならもっとカンタンに切れることだろう。また冷凍肉を小分けしたい際にも役立ちそうだ。
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■鍋への食材「直接投入」にも
行儀が悪いと思われるかもしれないが、これがあればフライパンや鍋の上でネギやかぼちゃ、大根などの食材を切って直接投入することができる。余計な洗い物もいらない。
というわけで、アンミカのリアクションに嘘がないことが十二分にわかるクオリティだった同商品。 使用後の正直な感想を考えると、「なぜ俺は今まで安いキッチンバサミで悪戦苦闘し続けていたのか…」という後悔しかなかった。マジです。
自分用はもちろん、握力に自信がなくなった親族へのプレゼント等にも最適だと感じる。
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Source:Amazon.co.jp
商品のデザインや仕様、価格、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)