【大阪グルメ】海鮮丼と芋スイーツが人気の不思議なお店『つくし』はなぜ人気? 実際に味わってきた

2023年11月12日(日)10時48分 食楽web


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●お店の派手な外観に度肝! 海鮮丼とお芋スイーツお店が1度に味わえる風変わりなお店『つくし』に行ってみた

 大阪駅の2つ隣である野田駅とその隣の西九条の駅の間を歩いていると何だか不思議なお店を発見。黄色と紫にカラーリングされたお店に「海鮮丼」の文字があり、よく見てみると併記された「芋スイーツ」の文字……。

 なるほど、芋スイーツなので紫と黄色なのかと納得したのですが、海鮮丼と芋スイーツという組み合わせが気になったので、実際に食べに行ってきました。

海鮮丼とお芋スイーツが1度に味わえる『つくし』

 今回紹介する『海鮮丼とお芋スイーツのお店 つくし』は、JRの大阪環状線の野田駅とその隣の西九条駅の間にあるお店。黄色と紫のカラーリングがよく目立つので、見落とすことはないと思います。

 こちらではリーズナブルな海鮮丼と芋スイーツが名物。この組み合わせは人生初! 何度もお店の看板を確認して入店しました。

 ビックリしてばかりもいられないので注文してみます。まずは海鮮丼を決めて、その後に芋スイーツをオーダーしましょう。


海鮮丼は好みにアレンジできるものも

 海鮮丼の方はメニューをザっと見てみると、松竹梅や特上などがあります。竹の中には好きな具材を4種類選んでのせられる「お好み盛」があったので、そちらをオーダー。具材にはマグロ、鯛、ブリ、とろサーモンという正に筆者の好きな寿司ネタをチョイスしてみました。

 こちらではプラス300円するとネタを大盛りにできて、シャリは大盛無料ということなので、どちらも大盛にしました。

 また芋のスイーツの方は定番であるスイートポテト、そして極薄芋けんぴのパリケンを注文しました。

市場近くのお店だから「海鮮丼」がとにかく旨い!


お好み丼(ネタ大盛)1100円 + パリケン350円 + スイートポテト300円

 しばらくすると海鮮丼と芋スイーツの到着。初の組み合わせの食卓となっています。

 まずは海鮮丼から。自分の好きなネタだけを4つ選んで増量もしているので、すでに幸せ感いっぱい。それではいただきます。

 まずはみんな大好きなとろサーモン。サクッとコリっとした食感と脂の旨みがあふれてきます。ブリも腹のトロの部分がトロッ〜と濃厚で旨みたっぷり。


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 鯛は鮮度もよくプリっとした食感。旨味は豊かですがサッパリしているのでとろサーモンやブリと対照的な印象です。

 マグロもたっぷり入った大満足の海鮮丼。梅田や北新地で食べると2000円から3000円ほどしそうなクオリティです。食べ終わった後で気が付いたのですが、お店は大阪市中央卸売市場に隣接していると言っても過言ではないような立地。高クオリティに反した価格も納得です。

海鮮丼の後のお芋スイーツも意外にピッタリ

 リーズナブルなおいしい海鮮丼を堪能したところで、次はお芋スイーツをいただきます。まずはスイートポテトから。

 お店で焼き上げたスイートポテトは、ねっとりとした滑らかな口ざわりで優しい甘み。さっきまで醤油とわさびで和風だった口の中が一瞬にしてスイーツモードに変化する様子は鮮やか。

 パリケンはパリパリサクサクと甘塩っぱいテイスト。薄いこともあってノーマルな芋けんぴより食べやすくて軽やか。食べ始めると止まらないタイプなので、お土産として買って少しつまむつもりでしたが、気が付くとかなりの量を食べています。

調査結果

 物珍しさ先行かと思いきや意外なくらい相性バッチリな海鮮丼とお芋スイーツ。近隣の人や出前の利用もあってかなりの人気店となっています。

 そもそもは海鮮丼がメインで、知り合いにスイートポテトをやっている人がいて半ばノリでお芋のスイーツを組み合わせて営業開始したとのことでしたが、既存の組み合わせに囚われなければ、新たな発見があるということを教えてくれたお店でした。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP INFO

海鮮丼とお芋スイーツのお店 つくし

住:大阪府大阪市福島区野田5-17-14
TEL:06-6940-7152
営:11:00〜21:00 (L.O. 21:00)
休:日曜

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。

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