「代謝」の進むお酒の飲み方とは

2022年11月17日(木)20時30分 ココカラネクスト

 宴会の盛り上がりに加わっている時は楽しい時間。ここで言う「盛り上がり」とは単にバカ騒ぎしているのではありません。素面な時には様々な気持ちが交錯して、なかなか言い出せないことがあります。そんな塞がり積もった考えを、お酒の力を借りて相手に伝える時もあるでしょう。そして相手が呼応してくれれば議論は盛り上がります。これからの方向性が明確になって、さらに今後の方策が見えたなら、充実感からわくわく感も生まれます。「今夜はいい酒だった。うまい酒を飲んだなぁ。」と幸福感に包まれますよね。

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だけどお酒に係わる時間はそれで終わりではありません。

ビジネスに有意義だった飲酒であっても、お酒に含まれているアルコールは分解されるまでに時間が掛かる。体内にアルコールそのものだけでなく、その代謝物質も残存しています。アルコールを正常に分解仕切れないほどの無茶な飲酒、心身に悪影響を及ぼす成分が居座っています。その有害物質はアセトアルデヒド。これで深酒による二日酔いってヤツに襲われます。

そんな状態に陥るとあらゆるパフォーマンスに支障を来してしまいます。ものごとに対する集中力が落ちるし持続できません。どうでもよくなって士気が落ち、周りの人の時間も台無しにしてしまう。アルコールに取り付かれている時間は、ハッキリ言って無駄な時間となります。アルコールの分解機能を担っている肝臓への無理な負担も重なって、慢性的病魔に侵されてしまいます。

 私は「この会社に居るうちは納涼会、忘年会とか飲み会に参加しておいた方がいいよ。」と言われるがままに、大して面白くもない時間を費やしてしまった。この愚痴にも似たぼやきは、周りに流されたくない個性の表れなのか?マンネリ化したお酒が絡んだ、形骸化された社交事例だったのは確かです。ノンアルコールでやり過ごせばよかったという問題ではなかった。

時折、社会全体のお酒離れを耳にします。令和の時代になって、お酒に対する価値観が確かに変わってきたと思う。特に今日日の若者は合理的なものの見方をする傾向が強くなっていると感じます。「ちょっとあいつと酒を飲んでみたいな。」という思い。その人との酒の席に何かを期待していました。最近はそれより優先せねばならないこともあって、なかなか実現しないままです。

お酒は代謝が進む飲み方をしましょう。

ひらめ人間や時代錯誤の甚だしい既得権益による、目詰まりした新陳代謝を促す。

そして自分に備わっているアルコールの代謝能力が追いつくお酒の量でね。

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 〜 免疫検査を通しての患者様への想い 〜 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。

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