「ディズニーランドに遺灰を撒くファンが相当数いる」戦慄の実態発覚!! 最もヤバいアトラクションは… 都市伝説ではなかった！

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※ こちらの記事は2021年7月29日の記事を再掲しています。

　「地球上で最も幸せな場所」とも呼ばれるディズニーランド。熱烈なファンの多くは、永遠にそこにとどまりたいと願い、それゆえ考えられない行動に出る人々もいるらしい——。

■ディズニーランドで遺灰が撒かれているのは本当だった

　ディズニーランドにはさまざまな都市伝説があるが、その中の1つに、ディズニーランドで家族や友人の遺灰を撒く人々が少なからずいるという噂がある。

　英タブロイド紙「ミラー」はディズニーランドで最も人気のある乗り物やスポットには、人の遺灰が散らばっていると報じている。そしてディズニーの元キャストは、それは単なる「噂」でなく事実だと言う。

　これは深刻な問題となったので、ついにディズニーランドは、遺灰を撒く人々がいることを認め「そのような行動は衛生上、許可されない」と発言した。ディズニーランドは他のゲストに迷惑をかける可能性があるという事実は別として、私有財産に人間の灰を散乱させることは、そもそも安全衛生法の違反だ、と述べている。

　インターネット投稿サイトの「Reddit」によれば、遺灰がテーマパークに撒かれる事件は、以前から起こっていたようだ。また、ニュースサイトの「インサイダー」が2018年に報じた記事では、ディズニーランドに遺灰が撒かれる事件は「1カ月に1回は起きている」と書かれている。

　ディズニーランドにまつわる投稿サイトでは、遺灰がよく撒かれる「ホットスポット」や、テーマパークに灰をこっそり持ち込むための「最も簡単な」アイテムまで議論されている。ディズニーランド愛好家サイトのユーザーによれば、ホーンテッドマンション、カリブの海賊のライド、公園全体に美しく配置された花壇内などが遺灰を撒くホットスポットであるという。

　さて、ディズニーランドのホーンテッドマンションには、カルト的な愛好家が存在している。彼らはホーンテッドマンションに愛する人の遺灰を撒けば、愛する人はそこの幽霊の一員となり、ディズニーランドで永遠に生きられると信じているという。

　それを裏付けるように「インサイダー」の記事で、ディズニーランドの清掃員はこう述べている。

「これは笑いごとではない問題です。ホーンテッドマンションには、おそらく人間の遺灰があちこちにばらまかれています」（清掃員）

■愛する人の遺灰を撒いたことを白状する人々

　そして実際に、遺灰を撒いたと証言する人々もいる。

　米ミズーリ州のシャニン・ヒメブルックは、2018年にディズニー・ワールドの門近くに、父親の遺灰を撒いたと白状している。シャニンが子供の頃、夏休みになると父親とディズニー・ワールドに来たが、いつも仕事に疲れていた父親が、ディズニー・ワールドでは一緒になってはしゃぎ、シャニンはそんな父親が大好きだったので、その記念だと語った。

　ニューヨーク出身の俳優、アレックス・パローネもディズニーワールドで母親の遺灰を撒いたと話す。彼は母親の遺灰をマジックキングダムの花壇に撒き、それから「イッツ・ア・スモールワールド」に乗って泣いたと語った。

　また2019年4月、米カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランド・リゾートで、1人の女性が「カリブの海賊」ライドの水に「正体不明の物質」を振りかけている所を発見された。

　目撃者は、この物質が灰と似ていたと述べたが、後にアナハイム警察は説明が十分でないことと、証拠が水中に消えていたため報告書を提出しないことを決定した。

　米紙「ウォールストリート・ジャーナル」によると、ディズニーランドには、ゲストが遺灰を撒いたと思われる時に使うコード（符号）まで、存在しているという。

　コードはそのものずばり「HEPAクリーンアップ」だ。HEPAフィルターは、非常に細かい粒子も集め、空気を「掃除」することで知られているので、遺灰の清掃に使うのだろう。

　しかし「Reddit」のあるユーザーは、このように投稿している。

「ディズニー・ワールドでインターンシップをしていた時、ホーンテッドマンションで働いている友人がいた。遺灰が撒かれる度に、彼らはコード『グランマ（あばあちゃん）』を使い、乗客を避難させていた」

　米ディズニーランドには、「遺灰散布」に対するコードまであるということに驚くが、もちろん衛生上においても遺灰散布は許されることではない。そして、すべての乗り物は、定期的に徹底的に清掃されているので、遺灰が乗り物内に残る可能性はないということだ。

参考：「Daily Star」、「Mirror」、「Insider」、ほか