「ジブリのような秋に出会った」 物語の世界のような紅葉写真に絶賛「すごく綺麗」「癒される」
2020年11月20日(金)11時0分 Jタウンネット
コロナ禍にあって、読者の皆様は、ゆっくり紅葉を愛でることができただろうか? いや今年は、ちょっと難しかったという人、やはり多いだろう。
そんな中、2020年11月17日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。
ジブリのような秋に出会った.
— tomosaki (@photono_gen) November 17, 2020
目にも鮮やかな紅葉の写真に、「ジブリのような秋に出会った」というコメントが添えられている。
「ジブリのような秋」とはどういう意味だろう? でも、なんとなく分かるような気がするから、不思議だ。このツイートには、6万6000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散している(19日夕時点)。
ツイッターには、「すごく綺麗」「こんな素敵な風景、私も観てみたいです」「電車と紅葉がここまでジブリっぽく見えて素敵です」「癒されるわ〜秋が大好き」といった声が寄せられている。
ジブリのような秋に出会ったのは、いったいどこだろう?Jタウンネット編集部は、投稿者のtomosaki(@photono_gen)さんに聞いた。
「美林とトロッコ列車、サイコーですね」
tomosakiさんによると、上の写真は長野県の赤沢自然休養林で撮影したという。 「色鮮やかな絨毯の上を走るトロッコ電車に心癒されました」と語っている。
赤沢自然休養林は、長野県の南西部に位置する上松町(あげまつまち)にある。樹齢300年を越える木曽ヒノキの森が広がる、日本の森林浴発祥の地だ。園内には、赤沢森林鉄道が運行されており、森林の中を走るトロッコ列車の旅が楽しめる。
ツイッターには、こんな声も寄せられていた。
「トロッコ列車の標識に時速8㎞の速度規制標識が見えますが、この紅葉ならむしろじっくり見られるチャンスですね」
「赤沢自然休養林、以前から行きたいと思っていた場所。 美林とトロッコ列車、サイコーですね」
「長野県人でありながら、ここ知りませんでした。ステキな写真です!」
一方、2枚目と3枚目は、福井県越前市の花筺公園で撮影したもの。「旧き建物と紅葉が調和しており、郷土福井の美しさを感じました」とのことだ。
花筺公園は、越前市にある都市公園だ。名前の由来は、当地を舞台とする世阿弥の能「花筐」という。ケヤキ、ブナ林が広がり、もみじが鮮やかに彩る山道が紅葉の名所として知られている。
tomosakiさんは、福井県在住。ふだんは地元で撮影しているという。これらの写真について、こう語った。
「今まで紅葉を撮影する機会があまりなかったのですが、SNS等で色んな方の鮮やかな紅葉のお写真を見て、自分も撮ってみたい!と思い撮影しました。 なれない紅葉の撮影でしたが、お褒めの言葉を多くいただき嬉しい気持ちで胸がいっぱいです」
SNSに寄せられた反応の中で、もっとも印象的だったことは何だったのだろう?
「印象的だったのは、『お家で紅葉を嗜むことができた』とお言葉をいただいたことです。現在、さまざまな場所の紅葉を見ることができない方々は多いと思います。皆様のお力添えによって、多くの方に写真が届き、紅葉を楽しんでいただけたことを嬉しく感じました」