ペットボトルに穴を開けるだけで簡易蛇口に 災害時に水を節約できる方法、警視庁が紹介
2018年11月21日(水)12時0分 BIGLOBEニュース編集部
ペットボトルを使い災害時などに水を節約する方法を、警視庁警備部災害対策課のTwitterアカウントが紹介している。
警視庁が紹介しているのは、ペットボトルを水道の蛇口のように使う方法。まず、ペットボトルに2〜3ミリほどの穴を開け、穴を指で押さえながら水を入れる。穴を塞いだままキャップを閉めると指を離しても水は漏れず、「簡易蛇口」が完成。キャップを緩めると穴から適量の水が出て、手洗いなどに使うことができ、キャップを閉めれば水が止まる。使用しないときは、ペットボトルの穴を上に向けて倒せば完全に水漏れを防ぐことができるという。
飲料用としてだけではなく、手や物を洗う生活用水としても必要な水。ペットボトルからそのまま水を出すと多くの量を使い、手は片手ずつしか洗うことができない。ペットボトルの「簡易蛇口」は、災害時にはさらに貴重になる水を節約できるとして紹介されている。警視庁警備部災害対策課のTwitterアカウントでは、これまでにも缶切りなしで缶詰を開ける方法なども公開している。
水は飲料用としてだけでなく、手や物を洗うなど生活用水としても利用されます。災害時にはより貴重なものとなります。その貴重な水を少しでも節約するために、ペットボトルで作る簡易蛇口が紹介されていたので作ってみました。簡単にできて、アウトドアなどでも利用できますので試してみてください。 pic.twitter.com/NvJLnqW07X
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年11月20日