季節の変わり目を快適に過ごそう!知っておくべき5つのポイントとは?

2022年11月24日(木)11時0分 ココカラネクスト

 暑い夏が終わり、涼しい秋も、もう終わりかけ。季節はもう間もなく冬へと突入します。

今日は、そんな季節の変わり目〜、寒い冬を快適に過ごすために知っておいて欲しい、生活習慣におけるポイントについて、鍼灸治療や和漢診療などを専門とするmeilong代表・石川美絵先生に話を聞きました。

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季節の変わり目は自律神経がとても乱れやすいです。
人間は自律神経で生きているので、それが乱れると、胃腸の働きも鈍くなり、消化機能が乱れて下痢などに繋がっていきます。
また、気圧の変化も起きるので、めまいを起こしやすくもなります。

その中で、まず大切にしたいのが、「睡眠」です。

質の良い睡眠をとるにあたり、いくつか抑えておくべきポイントをご紹介します。

・入浴は入眠の90分前までに済ます
入浴のタイミングについては、入眠の90分前に行うのがベストです。
人間は、体温調整ができるので、90分前に入浴をすることで、ちょうど入眠のころに体が寝る体制に整うことができるんです。

ただ、それを疎外してしまうのが、テレビ・パソコン・スマートフォンなどです。
これらによって、目が刺激を受けてしまうと、メラトニンの分泌が抑えられてしまい、覚醒してしまいます。

そのため、理想はこれらの電子機器は入眠の4時間前、最低でも2時間前から避けるのが良いでしょう。

・寝るときは裸足で
寝るときに、冷え性対策などでよく靴下を履いている人がいますが、実はあまりよくありません。
人間は、足で睡眠中は体温調節をしているので、裸足で寝た方が、質の良い深い睡眠が取れます。

・運動は朝に行う
交感神経が優位になってしまうため、運動は夜にあまり行わない方が良いです。
軽いストレッチほどでしたら行っても大丈夫です。
運動は朝に行うことで代謝が上がりますし、目覚めにも繋がります。

・食事のベストタイミングは2〜4時間前
飲酒を含めた食事も2〜4時間前までに終わらせるのがベストです。お酒も睡眠の質を下げてしまいますからね。
カフェインについては夕方の4時までに摂取するのがベストと言われています。

・効果的な食材
人間は、旬のものを食べるのが良いとされています。
なので、ビタミンB群やビタミンCがとれるさんま、カツオなどがおすすめです。
特にビタミンB群は、睡眠の調整をしてくれる役割もありますからね。
加えて、マグネシウムなどが豊富なわかめやひじき、カルシウムが豊富な煮干し、干し椎茸、牛乳、キウイなどを一緒にとるのもいいと思います。

また、睡眠の質をあげるという点では、GABAが含まれているトマトを食べるのがおすすめです。GABAとはγーアミノ酪酸の略語、アミノ酸の一種でありリラックス効果などストレス軽減効果も期待できるとされる成分です。

ただ、ここまであげた、入浴や食事のタイミングは、人によってはどうしても難しい、という方もいると思います。
そういった方は、寝る前には睡眠の質をあげるハーブティーを飲んでみたり、入眠がうまくいくアロマオイルをたいてみることをおすすめします。

是非これらのことをポイントとしながら、季節の変わり目を快適に過ごしてみてくださいね。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


「恵比寿の妊活・不妊治療専門鍼灸サロン(https://meilong-repro.com/)」

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

ココカラネクスト

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