「またか!」愚痴まじりの仕事の後はビールを一杯…“あの人”のリアルな姿に子供も驚愕!?

2023年12月1日(金)16時0分 マイナビ子育て

出版社などで働く本のプロがテーマに沿ったおすすめの本を紹介! 季節やイベントを楽しめる本、子どもと読みたい本、育児に悩むママ・パパの心を軽くする本などなど、「今、読みたい本」が見つかるかも?

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親子で楽しむクリスマス絵本4選

12月に入り、いよいよクリスマスシーズン到来! クリスマスツリーの飾り付けや、街中を彩るイルミネーション。子どもはもちろんのこと、大人もわくわく・ドキドキ楽しい季節ですね。

今回は、そんなクリスマスまでのわくわく・ドキドキ感を一層深めてくれる「親子で楽しむクリスマスの絵本」を4冊、ご紹介します!

クリスマスのぼうけん(作・絵:マリー・ヴォイト、訳:俵 万智/岩崎書店)

くまのコスモは冬が好きではありません。森はまっくらだし、ひとりぼっちだからです。そんなさびしそうなコスモのところに、ベティがやってきます。てっぺんに世界でいちばん明るい星がかがやいているという「ひかりのクリスマスツリー」をさがしにいこう、とベティに誘われて、コスモは家の外にでることに。ベティとコスモは森のどうぶつたちに「ひかりのクリスマスツリー」のことを聞いてまわりますが、みんな知らないと言って……。

前作『ひかりのぼうけん』に続き、今回もベティとコスモのふたりが仲良くぼうけんします。心がほっとあったかくなる、クリスマスのすてきなぼうけんのお話です。

この本をおすすめしてくれたのは…

まほうのよるに(作:マット・タバレス、訳:まえざわあきえ/世界文化社)

<全世界35万部!>【トナカイとサンタの始まりを、美しいイマジネーションで紡いだクリスマス絵本】

皆さんは、毎年サンタのそりをひいているトナカイたちに、それぞれ名前があることをご存知でしょうか?この絵本は、そのうちの1頭の“ダッシャー”を主人公に、アメリカのベストセラー絵本作家、マット・タバレスの美しいイマジネーションで、トナカイとサンタの始まりを描きました。

物語には、自分の気持ちに正直に生きる勇気がきらりと輝いています。たくさんの情報や選択肢に溢れる現代だからこそ、これからの時代を生きる子どもたちにダッシャーの勇気へ触れていただけたら嬉しく思います。大切なひとや自分へのクリスマスプレゼントにもぴったり。

深く鮮やかに描かれた絵は、クリスマスの特別な雰囲気をドラマチックに盛り上げます。カバーのタイトルには上品な箔が施され、クリスマスが待ちきれない夜にドキドキしながら開きたい一冊です。

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さむがりやのサンタ(レイモンド・ブリッグズ 作・絵 / すがはら ひろくに 訳/福音館書店)

「やれやれまたクリスマスか!」面倒くさそうに目を覚ましたのは、サンタクロース。寒さに愚痴をいい、煙突に文句をいいながら町の子どもたちにプレゼントを配ります。南の島に憧れながら、一日の仕事をおえると、お風呂にはいり、ビールを一杯飲んで、ごちそうを楽しみます。トナカイたちにおいしいえさをあげることも忘れていません。皮肉屋だけど実はやさしい、人間味あふれるサンタクロースを描いたクリスマスにぴったりの絵本です。         

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パディントンのクリスマスの手紙(マイケル・ボンド 原案 / R・W・アリー 絵 / 関根麻里 訳/文化出版局)

60年以上も前から世界中で愛されているくまのパディントンは、遠い国ペルーからこっそり船に乗って、イギリスにやってきます。ロンドンのパディントン駅にたどり着いたところでブラウン一家に見つけられ、やさしくおうちにむかえいれてもらい、ウィンザー・ガーデンズ32番地に暮らしています。クリスマスが近づき、準備をしているとペルーのリマにある「リタイアしたくまのいえ」に住むルーシーおばさんから手紙が届きます。そしてパディントンはお返事を書いたり、サンタクロースさんにも手紙を書きます。5つの封筒になっているページには、リアルな手紙やカード、オーナメント、アドベントカレンダーが入っています。絵本のページをめくって読んでいる途中で、封筒の中から出して広げてお手紙を読む……イギリスで大人気絵本の日本語版です。

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素敵な絵本の世界を通して、親子で一緒にクリスマスを楽しみましょう!

ページをめくるたびに、ドキドキ・わくわく、子どもの頃の懐かしい気持ちが蘇り大人も一緒に楽しめるクリスマスの絵本をご紹介しました。クリスマスが待ち遠しい夜に、親子で絵本を通してクリスマスの魔法に触れ、温かい時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

(寄稿協力:岩崎書店、世界文化社、福音館書店、文化出版局/掲載協力:大日本印刷/マイナビ子育て編集部)

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