自宅で作れる! 絶品「チーズ料理」レシピ12選

2019年12月3日(火)10時50分 食楽web


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 日本全国のご当地チーズを堪能できるチーズイベント「チーズフェスタ2019」が11月に東京・恵比寿で開催されました。そこで発表されたのが、全国6ブロックに分けてのご当地チーズを使ったグランプリ代表の12作品です。

 食べ逃した! という人のために今回は、グランプリ代表に選ばれた12品を自宅で作れるようにレシピをすべてご紹介しちゃいます!

【北海道】ポテカボチャサラダ

 地元の豊富な食材を使った、ご飯にもおやつにもなる北海道のオリジナルチーズレシピがこちら。北海道自慢の「味皇かぼちゃ」と濃厚でなめらかな舌触りのクリームチーズをサンドした一品となっています。ほっくりとした甘みがあるかぼちゃと、濃厚ながら酸味も感じられるクリームチーズの絶妙なハーモニーがたまりません!

材料

・かぼちゃ……250g
・卵……2個
・クリームチーズ……60g
・じゃがいも……200g
・マヨネーズ……20g
・粉チーズ……20g
・オクラ……30g
・クラッカー……7枚
・パプリカ……25g

作り方

1.かぼちゃ・じゃがいもをサイコロサイズに切って蒸す。

2.卵・オクラ・パプリカをそれぞれ茹でる。

3.卵1個をみじん切りにし、もう一つをスライスする。

4.かぼちゃ・じゃがいも・オクラ・パプリカ・クリームチーズにみじん切りした玉子を入れて、つぶしながら混ぜる。

5.クラッカー・スライスした卵・4.・オクラを順番に乗せ、粉チーズをかけて完成。

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【北海道】とろしゃき長芋チーズ焼き

 しゃきしゃき食感の長いもとチーズをコラボさせた、北海道オリジナルレシピ。北海道産の「十勝川西長いも」の上に、スライスタイプのプロセスチーズをのせてとろ〜とさせた見た目も映える一品。長いもはシャキシャキの食感が残るようにみじん切りにするのが、美味しく作るポイントです。

材料

・長いも……300g
・長ネギ……20g
・小麦粉……15g
・めんつゆ……5g
・プロセスチーズ……30g
・刻みのり……0.4g
・青のり……お好み
・サラダ油……5g
・しょうゆ……15g
・みりん……15g
・砂糖……5g
・片栗粉……3g

作り方

1.長いもをみじん切りくらいに細かく切り、ボールに入れてそこへ長ネギ・小麦粉・めんつゆを加えてよく混ぜ合わせる。

2.フライパンにサラダ油をひき、1.をお好みの大きさでフライパンに乗せ、丸く形を整える。

3.焼き終わったら一回お皿に盛り、しょうゆ・みりん・砂糖・片栗粉を火にかけて煮立たせる。

4.お皿に取っておいた長いもをフライパンに戻し、タレと絡ませる。

5.絡ませたらチーズを乗せ、お皿に盛りつけて刻みのりと青のりをかけて完成。

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【福島県】こんがりチーズのアスパラベーコンパイ

 福島県産の「会津アスパラ」をまるまる一本使用した、パン屋さんのような贅沢パイアレンジがこちら。シャキッとした立派な食感のアスパラガスをコクのあるシュレッドチーズで焼き上げると、香ばしく仕上がります。冷凍のパイシートを使って簡単に作ることができるので、朝食にもピッタリな一品です。

材料

・冷凍パイシート85mm×85mm……4枚
・アスパラガス……4本
・シュレッドチーズ……20g
・ベーコン……4枚
・ゆで卵……2個
・マヨネーズ……適量
・粉チーズ……8g
・黒こしょう……適量
・ドライパセリ……適量

作り方

1.オーブンを180℃に予熱する。

2.アスパラガスを軽く茹で、ベーコンを巻く。

3.ゆで卵を薄くスライスする。

4.冷凍パイシートを8.5mm角の正方形にカットし、三角形になるように半分に折り、端を1cm程度残し、切れ込みを入れる。(三角形の頂点部分は切らずに残す。)

5.パイシートを広げ、マヨネーズを適量のせ、ゆで卵を並べ、粉チーズを散らす。

6.アスパラベーコンをのせ、切れ込みを入れたパイシートを交差させる。

7.シュレッドチーズを散らし、黒こしょうをかけて、180℃のオーブンで20分焼いた後、ドライパセリを散らして完成。

【青森県】イガメンチーズ〜ニンニクソース〜

 青森県の郷土料理であるイガメンチ、八戸のイカ、田子にんにくの3つの地元食材を使ったチーズレシピがこちら。東北ブロックのもう一つのレシピは、郷土料理のジューシーなイガメンチにとろける味わいのシュレッドチーズを挟んで仕上げた奥深い味わいの一品です。郷土料理に一工夫するだけで、上品に変化する味わいをぜひお試しあれ。

材料

・イカ……250g
・卵……50g
・シュレッドチーズ……100g
・玉ねぎ……50g
・小麦粉……27g
・揚げ油……適量
・人参……30g
・片栗粉……18g
・ニンニク……15g
・キャベツ……100g
・ごま油……12g
・マヨネーズ……50g
・塩……少々

作り方

1.イカをさばいて、ゲソは細かく切り、他の身はフードプロセッサーにかける。

2.玉ねぎ、人参、キャベツをみじん切りにする。

3.1.、2.と卵、小麦粉、片栗粉、ごま油、塩を混ぜ合わせる。

4.3.を1口大にとり、チーズを真ん中に入れ、チーズを包むように丸く成形する。

5.170℃の油で揚げる。

6.にんにくはすりおろす。

7.にんにくとマヨネーズを混ぜ合わせる。

8.皿に盛り付けて完成。

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【長野県】チーズポールとズッキーニの冷製スープ(タピオカ風)

 関東甲信越ブロックからは、長野県のズッキーニとチーズのコラボが楽しめるチーズレシピを紹介します。食べやすい大きさにカットしたみずみずしいズッキーニと、タピオカ風の丸いフォルムのシュレッドチーズがヘルシーな仕上がりです。スープのように味わえる、見た目も可愛い一品です。

材料

・シュレッドチーズ……100g
・ミニトマト……10個
・片栗粉……15g
・コンソメスープの素……7.5g(固形1.5)
・ズッキーニ……70g
・塩こしょう……少々
・オレガノ……少々
・水……500cc

作り方

1.シュレッドチーズを1cm程の球形に丸めて片栗粉をまぶし、熱湯に10秒ほどくぐらせる。

2.1.を氷水で冷やし、余分な水分を捨てて、ラップをして冷蔵庫で冷やす。

3.500ccの水にコンソメスープの素を入れて、ズッキーニ(さいの目)、ミニトマト(1/2カット)を入れて煮る。

4.塩こしょうで味を整え、オレガノを少々ふって、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす。

5.器にスープを盛り、チーズボールを適量添えて完成。

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【新潟県】「わ」ティラミス風ミルフィーユ

 新潟県からは、郷土料理食材である四回巻車麩とチーズを使用したデザートレシピです。デザートに相性の良いマスカルポーネチーズと、香り高いコーヒー、そして車麩を使用してオーブンでサクサクに焼き上げるスイーツです。洋風な見た目でありながら、和を意識したおやつにピッタリな一品です。

材料

・マスカルポーネチーズ……100g
・車麩……3cmくらいのものを4つ
・生クリーム……50g
・インスタントコーヒー……6g
・砂糖……大さじ3
・お湯……150cc

作り方

1.マスカルポーネに砂糖大さじ2を入れて混ぜ合わせる。

2.生クリームに砂糖大さじ1を加えて泡立てる。

3.車麩をコーヒーシロップにつけ、スライスし、オーブンで(180度で8分くらい)焼き、ラスクの様にする。

4.ミルフィーユのように重ねて完成。(お好みで粉糖と果物を添えても良い)

【愛知県】モッツァレラチーズみそカツ

 濃厚な八丁みそやみそカツが有名な愛知県名古屋からは、食べ応えのあるチーズレシピを紹介。濃厚で甘辛い八丁みそダレに、ミルク風味のモッツァレラチーズを合わせた相性抜群の一品。名物のボリューミーなみそカツが、チーズを合わせるだけでよりまろやかに上品に仕上げることができます。ガッツリ食べたい、と言う時にもぜひ作ってみてくださいね。

材料

・豚ロース(豚かつ用)……4枚
・パン粉……大さじ8
・塩……少々
・こしょう……少々
・卵……2個
・小麦粉……大さじ8
・キャベツ……6枚(300g)
・モッツァレラチーズ……100g
・トマト……1個
・パセリ……5g
<みそだれ>
・料理酒……大さじ8
・八丁みそ(赤みそ)……大さじ4
・砂糖……大さじ4
・みりん……大さじ4
・だし汁……小さじ4
・白ごま……大さじ2

作り方

1.キャベツは千切りにし、トマトは8等分に切る。

2.豚ロースは筋を切り、ラップをかぶせてめん棒で叩き、塩こしょうを両面にふる。

3.小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。

4.フライパンの底から、2cmの深さまで油を注ぎ、中火にかけ170℃に熱し、3を入れ、きつね色になり火が通るまで5分程度揚げ、油切りをする。

5.別の鍋にみそだれの材料を混ぜ合わせ、中火にかけ全体がなじみとろみがつくまで加熱し、白ごまを入れて火からおろす。

6.モッツァレラチーズを0.7cm程の薄切りにし、4.の豚かつの上にのせ、トースターで加熱し、ほどよく溶かす。

7.キャベツ、トマト、パセリ、豚かつをお皿に盛り、5.のみそだれをかける。

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【愛知県】メヒカリと大葉のチーズ揚げ

 愛知県のご当地食材である新鮮なメヒカリとカマンベールチーズを組み合わせた、中部ブロック代表のレシピがこちら。ふんわりふっくらしたメヒカリを、なめらかな舌触りのカマンベールチーズで揚げた、カリッふわっとした2つの食感が楽しめるメニューとなります。一緒に揚げた大葉が、彩りと豊かな香りを運んでくれます。

材料

・蒲郡メヒカリ……300g
・カマンベールチーズ……120g
・揚げ油……適量
・愛経1号……12枚
・片栗粉……20g

作り方

1.メヒカリの背びれ、腹びれ、うろこを取り、たたきにし、カマンベールチーズ70gと合わせて混ぜ、12等分にし、丸める。

2.表面にカマンベールチーズ30gをつけ、片栗粉をまぶす。

3.2.を大葉で包み、160℃の油で4〜5分きつね色になるまで揚げる。

4.残りの20gのチーズをレンジで10秒ほど温め、揚げた3.の上にかけて完成。

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【奈良県】奈良漬けとそうめんのはちみつピザ

 奈良漬け・三輪そうめん・奈良県はちみつの3つの名物をチーズとコラボさせた、奈良県代表のレシピ。チーズには香ばしく味わい深いシュレッドチーズを使用することで、パリパリ食感に焼き上がります。奈良漬けの濃厚さと甘いはちみつが香る、おつまみにもピッタリなレシピです。

材料

・奈良漬け……20g
・三輪素麺(乾)……50g
・シュレッドチーズ……60g
・奈良県産はちみつ……5g

作り方

1.ボウルに短く折ったそうめんとシュレッドチーズを入れて混ぜる。

2.フッ素加工のフライパンに1をまんべんなくのせて中火にかける。チーズが溶け始めたら細かく刻んだ奈良漬けをのせる。

3.周りのチーズが焦げ始めてパリパリになったら取り出し器に盛る。

4.最後にはちみつをかけて完成。

【愛媛県】チーズ入りあげ巻

 明るい黄色が映える、愛媛県の郷土料理「あげ巻」を使用したチーズレシピがこちら。魚の旨みをぎゅっと詰め込んだあげ巻きと、濃厚なチェダーチーズが絶妙なハーモニーを奏でます。シンプルな見た目ながら、一口食べると口いっぱいにチーズの香ばしさと旨みが広がるメニューです。

材料

・プロセスチーズ(チェダーチーズ入り)……100g
・油揚げ(大判)……2枚
・魚のすり身(無塩のもの)……200g
・塩……小さじ1/3
・こしょう……少々
・片栗粉……大さじ1

作り方

1.魚のすり身に塩、こしょう、粗みじん切りにしたチーズを加えて混ぜ合わせ2等分をする。

2.湯通しし3辺を切った油揚げを広げて片栗粉を全面にふり、混ぜ合わせた1.を均等にのせ、端から巻く。

3.広げたラップに2.をのせ、クルクルに巻き、端を輪ゴムでしっかり止める。

4.沸かした湯に入れ、弱火で11〜12分茹でる。茹で上がったら、しばらくそのままにしておく。

5.食べやすい大きさに切って完成。

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【福岡県】明太子とクリームチーズの練り込みクッキー

 福岡県名物の明太子をたっぷり使用した、チーズレシピがこちら。甘みのあるクリームチーズと明太子を生地にたっぷり練り込んだ、まろやかなクッキーが簡単に作ることができますよ。一口食べるごとに程よい甘さとクリームチーズのまろやかな風味が広がり、ついつい手を伸ばしてしまう一品です。

材料

・薄力粉……150g
・辛子明太子……65g
・塩……少々
・クリームチーズ……50g
・きび砂糖……20g
・バニラエッセンス……2滴
・バター……40g
・ベーキングパウダー……小さじ1

作り方

1.ミキサーに薄力粉、塩、きび砂糖をかける。

2.バターを小さく切って1.に入れる。

3.2.に明太子を入れ、ひとまとまりになるまで混ぜる。

4.ラップに包み、冷蔵庫で15〜30分寝かせる。

5.170℃のオーブンで15分焼いて完成。

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【福岡県】ふわふわはんぺんの明太はさみ焼き

 見た目も華やかな博多明太子とスライスチーズを使用した、福岡県の代表レシピがこちら。ピリッとした辛さが人気の博多明太子を、はんぺんに挟んでチーズと一緒に焼き上げた香ばしい一品です。明太子のつぶつぶ感ととろけたチーズの旨みが口いっぱいに広がります。お酒のおつまみにはもちろん、サンドイッチのように軽食としても楽しめますよ。

材料

・はんぺん……1枚
・焼きのり……1枚
・博多明太子……30g
・スライスチーズ……2枚
・マヨネーズ……10g
・サラダ油……少々

作り方

1.はんぺんは、3等分に切り、間にポケットを作る。

2.明太子とマヨネーズを和える。

3.はんぺんの間に、2.とスライスチーズを挟む。

4.焼きのりをカットし、3.にまく。

5.フライパンにサラダ油をしき、4.を両面焼いて完成。

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 全12品のご当地チーズレシピはいかがでしたか? どれも時間をかけずに簡単に作れそうなレシピばかりでしたよね。材料も近くのスーパで手にはいるので、ぜひ一度試してみてはそうでしょうか。

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