あの激辛韓国麺「ブルダック炒め麺」にマイルドな「クリームカルボ味」が登場。さっそく食べてみた!

2021年12月12日(日)10時50分 食楽web


食楽web

「ブルダック炒め麺」といえば、日本でも人気の韓国生まれのインスタント麺。鶏肉を使用した激辛料理「火鶏(ブルダック)」をモチーフにしており、“汁のない激辛ラーメンに火鶏の辛さを” というコンセプトのもと開発された超激辛のカップ麺や袋麺です。

 筆者は数年前に初めて黒い袋のオリジナルを食べたとき、「殺す気なのか?」と思うくらい容赦ない辛さが襲ってきて、一瞬にして口の中が炎上。咳き込むわ、涙や鼻水が止まらないわで、結局ギブアップした経験があります。

 しかし、ブルダックにはいろいろなフレーバーがあり、その後、性懲りもなくいろいろな味を食べた結果、チーズ味、麻辣味、カレー味、カルボ味、チャジャン味などは、オリジナルほど凄まじい辛さでないことがわかったのです。


左上から時計回りに、カレー味、カルボ味、チャジャン味、オリジナル、麻辣味。筆者はドン・キホーテで購入。発売元は、韓国の老舗インスタント食品メーカー「三養食品」

 なかでもカルボ味は、辛さはゼロではないものの、スープにバターやクリームなどの乳製品が入っていてコクもあり、ややスパイシーなパスタを食べているように美味。しかも卵や粉チーズをトッピングすると相性が良いうえ、マイルドになるので、今では我が家のストック品。日本でもこのカルボ味は大ヒットしていると聞きました。


カルボ味に卵黄と粉チーズをトッピング

 しかし最近、このブルダックカルボ味に加え、さらに「クリームカルボ味」という新商品が出たそうです。筆者は近所のヴィレッジ・ヴァンガードで見かけ、POPに書いてあった“進化してさらに旨い!” というコピーに惹かれたこともあり、さっそく買ってみることに。


「ブルダック炒め麺クリームカルボ」1個292円

 自宅にストックしているカルボ味と新商品のカルボクリーム味、どう違ってどっちが美味しいんでしょうか? いざ食べ比べてみることにしました。

どっちが美味しい?カルボorクリームカルボ


左がカルボ味、右がクリームカルボ味

 さっそく作っていきます。作り方はどちらも一緒。600mlの水を沸騰させて、麺を茹でます。麺が茹で上がったら、大さじ3.5杯分の湯を残し、あとは捨てます。残した湯と付属の粉末スープ、液体スープの2つを麺とよく混ぜて出来上がり。


こちらはクリームカルボ味の粉末スープと液体スープ。カルボ味と比較すると、やや液体スープが薄く見え、なおかつ粉末スープの量が多い気がしました

 そして2つとも完成して並べてみると、色の違いが明らか。カルボ味は赤く、クリームカルボは赤色が白濁しています。今回は純粋に、トッピングなしで食べてみることにしました。


左がカルボ味、右がクリームカルボ味

 どちらもそこそこ辛いのですが、比較するとカルボ味の方はキリッとした辛さとコクが光ります。それに対し、クリームカルボはその辛さにバターやチーズといった乳製品のベールがかかっているような感じです。そしてどちらもモチモチの縮れ平麺にソースが絡んで、ちょっと甲乙つけがたいくらいどちらも美味しい。

 2つを交互に食べていると、辛さは忘れ、片方はトマトソースパスタ、片方はトマトクリームソースのパスタを食べているようにも思えてきます。トマトは入っていないのに不思議ですが、それだけコクと旨みが強いということでしょう。


クリームカルボのソースは辛いけどまろやか

 カルボのキレある味も好きだし、クリームカルボの優しい味も好きだし。どちらもさほど辛くないので、ソースの旨味をしっかりと味わうことができます。つまり、トマトソースかトマトクリームソースかをその日の気分で選ぶように、このカルボもクリームカルボもその日の気分で選びたくなる味で、甲乙つけがたいというのが結論です。

 というわけで、このクリームカルボ味の登場は、筆者にとってはブルダックに好きな味が増えてかなり嬉しいニュースでした。そしてブルダックシリーズの中で最も辛くない味だと思うので、激辛は苦手という人もぜひお試しください。

(撮影・文◎土原亜子)

食楽web

「激辛」をもっと詳しく

「激辛」のニュース

「激辛」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ