【マンガ】なぜ妻のLINEはカチンとくるのか。50代女性が夫に送る文面に、専門家「ちょっと待ったー!」

2024年12月13日(金)21時50分 All About

LINEのメッセージの書き方によっては夫婦関係に大きく影響しかねない。娘の留学費用を振り込むよう別居中の夫にLINEを送ろうとしていた50代女性。ただ、その内容はいかにも夫が不快になりそうなものだった……。

他愛ない雑談から込み入った話まで、夫婦のやりとりはすべてLINEで済ませているという人は多い。ただ、手軽で便利なツールだが、メッセージの書き方に気をつけないとトラブルの原因にもなりかねない。
「夫婦は『伝え方』一つで破綻する」と言うのは、夫婦問題の専門家でAll About 離婚ガイドの岡野あつこさん。相手にとっては不快な内容でも、自分では気づいていないことも多いのだとか。
以下、『なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか? 夫婦関係を改善する「伝え方」教室』(岡野あつこ著/講談社+α新書)より、「カチンとくるLINEの理由」をひも解いていく。

自分では気付かないが、相手にとっては“不快なメッセージ”











嫌味な書き方にならないコツ

「嫌味なニュアンスはできるだけそぎ落とし、要件だけ端的に伝える」というポイントをもとに、岡野さんは女性が夫に送るお礼のメッセージを以下のように添削したそう。
「娘にも、パパのがんばりのおかげだと伝えています。いつもお仕事がんばってくれてありがとう。心から感謝しています。涙」
最後の「涙」は絵文字。このほうが当初の文面よりも、ぐっと好印象に思えるのではないだろうか。
原案:『なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか? 夫婦関係を改善する「伝え方」教室』(岡野あつこ著/講談社+α新書)
マンガ:カツヤマケイコ(@keicomix)
監修:岡野 あつこさん
夫婦問題研究家、公認心理師、社会デザイン学MBA。目白短期大学非常勤講師。1991年の離婚相談室設立以来、相談件数4万件以上の夫婦カウンセリングのパイオニア。NPO日本家族問題相談連盟理事長。『なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか? 夫婦関係を改善する「伝え方」教室』(講談社+α新書)ほか。メディア出演多数、YouTube チャンネル「岡野あつこ チャンネル」運営。All About「離婚」ガイド。
(文:All About 編集部)

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