これウマいわぁ…岩下の新生姜とコラボしている宇都宮餃子の豚嘻嘻(とんきっき)が振り切った味で行列になるのも納得!!

2023年12月16日(土)15時0分 ロケットニュース24

宇都宮で行列になっている餃子店は外さない。人が並んでる時点でそれは分かっているようなものだが、改めてそのことを思い知らされた。

というのも、お取り寄せで食べてみた「豚嘻嘻(とんきっき)」がこれまたウマかった! 宇都宮餃子フェス2023に出店していただけでなく、店舗にも行列ができていた実力はホンモノ!!

・栃木県の魅力が詰まった餃子

今回、通販で注文したのはとんきっき餃子(30個入りで1188円)、それから生姜餃子(30個入りで1242円)だ。ちなみに送料は別で当編集部のある都内までは807円だった。

つまり3200円ちょいで60個……1個あたり18gで送料を含めても、決して高い部類ではないだろう。んで、その特徴はというと……

ノーマルの餃子は豚肉だけじゃなく鶏肉も入っていることが目を引く。それからなんと生姜の方は……

ピンクから隠せない岩下感! ただの生姜じゃなくて、あの岩下の新生姜なのだ! 宇都宮や栃木県の食の魅力をさらに発信したいとの想いから、2016年からコラボしているらしい。

・鉄鍋で調理
宇都宮餃子会の正組合員と生姜界の重鎮が手と手を取り合っているだけでなく、コラボの歴史も長いとなればもはや「勝ち戦」でしかない。

それもあって、生姜餃子は食べる前からワクワクが止まらないが……まずは心を落ち着け、前回まさかの危機一髪な局面を迎えてしまった「鉄鍋」で作っていく。

慎重に慎重に……お湯を入れて焼いたら……

上手にできた〜!!

・とんきっき餃子の味は?
ホッと胸を撫で下ろしたところでさっそく食べてみよう。まずはノーマルの方から口に入れると……ほほぉ〜!

皮のザクザク感がよき。鶏肉と豚肉をミックスさせているからだろう、餡こそどちらかといえば軽めになっているが皮のぶん攻めの姿勢を感じられる。これはそうだなぁ……

野球で例えるなら1番バッターで切り込み隊長的な存在である。スピード感があって、小技もできていろいろ速い。一口サイズだし、これは超絶パクパクいけてしまう系の餃子だな。

急速にガツンと来る破壊力はないものの、白米はもちろん、お酒とも合うタイプで「うん、美味しい」と素直に思える味だった。ただ、本番はここから。

・生姜餃子
注目の生姜餃子の存在である。もう見た目からピンク色なのが岩下らしいし、食べてみてもこれまた岩下らしかった。生姜は生姜でもいろんな形があるが、岩下なので当然あのピンクの生姜の味!

これがもう餃子とバチッとマッチしていて、アクセントになっていたのだからもうヤバい……! そりゃみんな行列に並んででも食べようとするわけである。パンチ力とサッパリ感が同居しているし、生姜好きな人は絶対ハマる。

これまた野球に例えるなら変化球が決まりまくる投手と言おうか。「そっから曲がるの!?」ってところからストライクゾーンにグッと入ってくるのだ。

技巧派の生姜、それを受けとめる餃子ともにしっかりしているから、お互いがお互いを高め合っていてめちゃくちゃウマい。計算しまくった上で完成させたのが伝わってくるし、これは生姜餃子の新境地!

勢いで食べ手を制圧するというよりは、味の良さでじっくりと入ってくるだけに自信もチラリとうかがえる。すでに有名店ではあるが、その実力は確か。特に生姜の方は振り切った味だったから未体験の人はぜひ試してみてほしい。これはやりおる!!

参考リンク:フタバ食品株式会社オンラインショップ、岩下食品
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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