留守番中に、サンタクロースがやってきた！　しかしその正体はまさかの...「恐ろしい」「ホラー映画のヤツだよ」

「留守番をしているときは、知らない人が来てもドアを開けてはいけない」。子供の頃、そう教えられた人も多いだろう。だが、訪ねてきたのがもし"あの人"だったら、どうだろうか。

2023年12月19日、「クリスマスの忘れられない出来事」として投稿されたとある漫画がX（ツイッター）で話題になっている。

作者は、自身のブログやSNSに寄せられた体験談を元に作品を作るクリエイター・しろやぎ秋吾（＠siroyagishugo）さんだ。

ある姉妹が2人きりで留守番をしていたときの出来事である。夜の9時ごろに突然チャイムが鳴った。

「お姉ちゃん！！サンタさん来たよ！！」

玄関まで行くと、妹が言うようにサンタクロースらしきシルエットがドアの前に立っている。

「サンタが来た」と大喜びの妹は玄関のドアを開けようとするが、違和感を覚えた姉は「まって！！」と止める。

ドアの向こうから「あけてよー」とサンタクロース。

......果たしてこれは、本当にサンタクロースなのだろうか？

サンタの正体は...

「開けないと帰っちゃうよ。プレゼントいらないの？」

そう言って、ドアを開けさせようとするサンタクロース。鍵のかかったドアノブをガチャガチャと動かし、どうしても中に入りたいようだ。

泣きながらドアを開けようとする妹を、姉は必死で止める。

その後、母が帰宅。サンタクロースらしき人物のことを話すと、母からとんでもない情報が伝えられる。

なんと、子供だけの留守を狙って、サンタクロースの仮装をした不審者が周辺をうろついていると交番から忠告があったというのだ。

もしあの時、ドアを開けてしまっていたら......。そう考えると、とても恐ろしい。

このマンガに対し、Xにも

「クリスマスの時期には赤い不審者に気を付けないとね」
「恐ろしい。これ家庭だけでなくて学校でも呼びかけてほしいね」
「子供心を揺さぶって悪いことしようとするなんて許せん」
「こわい！ホラー映画のヤツだよ！」

といった反応が寄せられている。

実際、2019年12月には大阪府堺市の路上でサンタクロース風の格好をした不審者が女児に「プレゼントいる？」と声をかけた事案も発生している。

残念ながら、クリスマスを楽しみにしている子供の純粋な心を利用し、悪事を働こうとする人もいるのだ。

良い子のみんな、怪しいサンタクロースにはどうかくれぐれも気をつけて。