【クイズ】「キャラメルコーン」と「じゃがりこ」。油で揚げているのはどっち?

2023年12月23日(土)10時50分 食楽web


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●突然ですが、クイズです。

 上の写真は、ロングセラーのスナック菓子である東ハトの「キャラメルコーン」と、カルビーの「じゃがりこ」です。

 片方は油で揚げているもの(フライタイプ)と、もう片方は揚げていないもの(ノンフライタイプ)になります。では、どっちが油で揚げているか、わかりますか?

気になる答えは? 意外にも揚げているのはアレだった


左が東ハトの「キャラメルコーン」、右がカルビーの「じゃがりこ」

 ずばり、答えは「キャラメルコーン」がノンフライ。「じゃがりこ」はフライタイプでした。

 1971年に誕生した甘いミルクキャラメル味の「キャラメルコーン」。当時、ポテチなどの塩味パリパリ系スナック菓子が人気を博す中、甘くて、ふんわり、サクサク食感の「キャラメルコーン」は斬新で、大ヒットしました。

 舌の上ですっと溶ける軽さが特徴ですが、油で揚げてふんわりしているのではありません。東ハトの公式HPによれば、「トウモロコシの粉と水を混ぜてよく練った生地(コーングリッツ)に、熱と圧力をかけて膨らませて作る」そうです。

 一方、1995年に誕生したカルビーの「じゃがりこ」は、ご存知、カップ入りのポテトスナック。棒状で、カリっと歯ごたえある食感が特徴ですね。こちらも公式HPにその作り方が掲載されています。

「ジャガイモをスライスし、蒸して柔らかくした後、裏ごししマッシュポテトに。ここで味付けし、スティック状に成形。これを熱風で乾燥させた後に、油でフライにする」とのこと。つまり、「じゃがりこ」は油で揚げているのです。

 ちなみに、カロリーは、キャラメルコーンは1袋70gで392kcal、じゃがりこは1カップ68gあたり(Lサイズ)で339kcal。なので油で揚げていても、「じゃがりこ」のほうがややカロリーが低い(1gあたりのカロリー)ということになります。

 その他、代表的なスナック菓子をノンフライとフライで分けると、以下の通り。

●ノンフライ:かっぱえびせん、ポテロング、おっとっと、プリッツ
●フライ:ポテコ、サッポロポテト、チップスター、ベビースターラーメン

 ノンフライのお菓子は、基本的にオーブンで焼くという方法を取っています。ちなみに「かっぱえびせん」は、煎って香ばしさを出しているそうです。


ノンフライ(油で揚げていない)系のスナック菓子


フライ(油で揚げている)系のスナック菓子(食楽web)

 ちなみに、スナック菓子の場合、フライでもノンフライでも、あまり油の量に差がない場合があります。というのもノンフライでも土台自体に植物油を材料にしていたり、また、製品の最後に油のスプレーで吹きかけていたりすることも多いからです。

 スナック菓子は、食べ出したら止まらないものですが、やはり油の摂りすぎになりますので、食べる量には注意しましょう。

(撮影・文◎土原亜子)

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