これは子供が喜びそう...! 動物園に設置された「どんぐりポスト」が素敵すぎ

2023年12月26日(火)17時0分 Jタウンネット

京都市動物園のとある取り組みがX(ツイッター)上に投稿され、反響を呼んだ。

「どんぐりPOST
拾ったどんぐりを入れてください。集めたどんぐりは動物たちに届けられます」

そんな文言が書かれた一斗缶。すでにたくさんのどんぐりが入っている。

どんぐりを拾うのが大好きな子供にも、そして動物にも嬉しいポストはX上で注目され、ユーザーからもこんな声が寄せられている。

「これはすごい素敵な取り組み」
「うちの子喜んでキャッキャとどんぐり集めるだろうなぁ〜」
「子供達も嬉しいし、win-winですね」

いったい、どんな経緯でこのポストが誕生したのだろう?

Jタウンネット記者は20日、京都市動物園にポスト設置の経緯を聞いた。

今年から設置を再開

同園によると、敷地内にどんぐりポストが設置されたのは2019年10月。

20年〜22年はコロナのため休止しており、今年から設置を再開したという。

「どんぐりを好む動物がおり、園内にもどんぐりがなる木がありますが、担当者だけでは拾いきれないので、来園者にも協力してもらうために設置しました」(京都市動物園)

集まったどんぐりは、リスやツキノワグマ、ゴリラなどに、どんぐりの中にいる虫はニホンキジやウズラに与えている。

収集は10月7日〜12月17日の期間行われ、集まったどんぐりは合計77キロ。

保育園の遠足で訪れた園児らなどの協力の元、集めたとのことだ。

POSTに多くのどんぐりが寄せられたことを受け、 同園は

「動物たちのためにご協力いただき、ありがとうございます。
動物たちは秋の味覚を楽しんでいます。今年度のどんぐりPOSTは終了しましたが、また来年も設置されたら、野生動物たちの分も残したうえで、どんぐりPOSTにご協力をお願いいたします」

とコメントしている。園のブログによると、まだまだどんぐりはストックがあるそうで「冬の間に活用していきたいと思います」とのことだ。

Jタウンネット

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