赤ちゃんが危ない!動き出したベビーカーを咄嗟に止めたゴールデンレトリバー
2025年4月23日(水)22時0分 カラパイア
X@tiantian108
赤ちゃんが乗っているベビーカーを置いた状態で、哺乳瓶を洗いにいった父親。だがその時。悲劇が起きた。
ベビーカーにロックをかけ忘れたため、動き始めたのだ。少し傾斜のある地面のため、このままではベビーカーは暴走してしまう。
その一部始終を見ていた犬は咄嗟に反応した。急いでベビーカーの近くに駆け寄ると、取っ手についている紐を引っ張り、ベビーカーを止めたのだ。
赤ちゃんの悲劇を救ったゴールデンレトリバー
2025年4月6日の午後16時頃、中国広東省での出来事だ。外で赤ちゃんをベビーカーに乗せて子守をしていた父親は、哺乳瓶を洗うためにその場を離れた。
とは言え赤ちゃんはひとりっきりになったわけではない。その間ずっと愛犬であるゴールデンレトリバーが赤ちゃんを見守っていたのだ。
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すると早速事件は起きた。父親はうっかりベビーカーのロックをかけ忘れてしまったため、赤ちゃんを乗せたまま動き出したのだ。
このままでは赤ちゃんを乗せたまま暴走し、追突してしまう恐れがある。
ゴールデンレトリバーはすぐに身を起こすと、赤ちゃんのそばに駆け寄り、ベビーカーの取っ手の部分にある紐を引っ張って、元の位置へと戻した。
その様子は外に設置されていた監視カメラにとらえられていた。
慌てて戻ってきた父親は、ベビーカーから赤ちゃんを抱き上げると、ゴールデンレトリバーに感謝の意を示すため、やさしくその頭を撫でた。
犬がつないでくれた命
父親が戻ってきた時には既に犬がベビーカーを元の位置に戻していた状態だったが、もし犬が止めていなければ、最悪の事態になっていたかもしれない。
この犬が万が一の時に備えて訓練されていたのかどうかはわからないが、人間のミスをカバーするのに十分な活躍をしてくれたのは確かだ。
常に気を付けていているつもりでも、誰だってうっかりミスを犯すことはある。お互いのミスをカバーしたり助け合うのは人間同士だけじゃない。
犬は心強い家族の一員だ。常に家族を守ることに全力を尽くしてくれる。
この赤ちゃんは今後ずっと、この頼もしいゴールデンレトリバーに見守られながら成長していくことになると思うと心強いよね。