明後日から強い寒気が南下 8日(月)・成人の日にかけて日本海側は大雪

2024年1月5日(金)18時0分 ウェザーニュース

2024/01/05 17:53 ウェザーニュース

明後日7日(日)は次第に冬型の気圧配置が強まり、上空に寒気が流れ込んできます。日本海側は8日(月)・成人の日にかけて大雪になるおそれがあるため、注意が必要です。

昨年末以降では最も強い寒気

明後日7日(日)は低気圧が日本の東に進んで、西高東低の冬型の気圧配置になります。寒気は明後日の夜から8日(月)・成人の日の朝にかけて最も南下し、平地で雪になる目安の−6℃以下が西日本、東日本の太平洋側まで、さらに強い−12℃以下が東北北部まで南下する見込みです。
北日本から北陸にかけて日本海側の広い範囲が雪で、西日本も近畿北部〜中国地方の内陸部、山沿いで雪が予想されます。昨年末以降では最も強い寒気の南下で、久しぶりにまとまった雪になり、年明け以降、ほとんど雪のない所でも積もる見通しです。

北陸の山沿いを中心に大雪

7日(日)〜8日(月)の2日間で予想される積雪の増加量は、北陸の山沿いで最も多く50cm以上に達するとみられます。東北や北海道でも30〜50cmの雪の積もる所がある見込みです。峠道では積雪の急増による車両滞留が発生しないよう、走行する際はスタックへの備えを万全に行ってください。
地震被害が大きい石川県能登地方でも内陸部では最大で20cm前後、雪が積もる可能性があります。この地域は現在、ほとんど雪がなく通常なら大きな影響が出るほどの雪ではありません。
ただ、地震によってダメージを受けた建物に雪が積もることで新たな損壊が発生するなどの懸念がありますので、雪が積もった後に作業を行う場合は、入念な安全確認が必要です。

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