薄雲広がるで様々な虹色現象 神奈川では環天頂アーク
2020年1月6日(月)14時40分 ウェザーニュース
2020/01/06 14:36 ウェザーニュース
穏やかな晴天ながらも上空高い所に薄雲が広がっている関東地方。薄雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させることで、様々な虹色現象が現れています。
神奈川県厚木市で見られたのは逆さ虹とも呼ばれる「環天頂アーク」。太陽高度がある程度低くなった時、空の高い所に現れる現象です。
幻日や彩雲も出現
太陽の横に現れる虹色は「幻日」です。太陽とほぼ同じ高度で、右と左の少し離れた所に見えます。
太陽の近くに雲がかかった時には回折現象による、彩雲も見られています。
こうした薄雲が織りなす虹色現象は、高気圧が去って、西から近づく前線が影響しています。明日以降の天気下り坂のサインとなりそうです。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)