【速報】日本の宇宙ベンチャー「ispace」 再挑戦となる月着陸船 今月15日に打ち上げへ 月の砂採取成功なら世界初の月資源の商取引になる可能性

2025年1月9日(木)9時32分 TBS NEWS DIG

月面探査の実現を目指す日本の宇宙ベンチャー「ispace」が再挑戦となる月面探査計画「HAKUTO‐R」について、今月15日に月着陸船を打ち上げると発表しました。
ispaceはおととし4月、成功すれば民間で世界初となる月面着陸に挑みましたが失敗しました。
今回、ispaceは「再起」や「復活」という意味を込めて「レジリエンス」と名付けた月着陸船を、アメリカ「スペースX」のロケットに積み打ち上げを今月15日に行うと発表。
レジリエンスは宇宙空間でロケットから切り離された後しばらく航行し、5月末から6月初旬ごろ、月面着陸に挑みます。
民間による月面着陸は、去年2月、アメリカの企業が成功し、今年も春までにいくつか予定されており、「民間で世界初」とはなりません。
一方、ispaceは着陸船に載せる小型の月面探査車が、月面で「レゴリス」と呼ばれる非常に細かな砂を採取できれば、それをアメリカのNASAに販売する契約を結んでいて、こちらは「世界初の月資源の商取引になる可能性がある」ということです。

TBS NEWS DIG

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