次の週末から寒波襲来か 「大寒」の頃から寒気が南下

2023年1月14日(土)17時45分 ウェザーニュース

2023/01/14 16:17 ウェザーニュース

明日15日(日)から来週前半は北日本を中心に寒気が流れ込みやすくなります。20日(金)の「大寒」を過ぎて、21日(土)頃からは寒波が襲来する可能性が出てきました。

「大寒」に合わせて強い寒気が南下

来週20日(金)は二十四節気の「大寒」です。1年の中で最も寒い時期で、今年は暦に合わせるように強い寒気が南下するとみられます。
20日(金)に低気圧が北日本を通過し、21日(土)には千島列島付近に進んで発達する見込みです。低気圧の後ろ側には強い寒気が控えていて、平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が日本列島のほぼ全域を、さらに強い−12℃以下の寒気が北日本を覆います。
今回の寒気は中国大陸まで大きく広がっていることが特徴です。日本列島の長い期間居座って、寒波となる可能性があります。

日本海側は大雪や吹雪、全国的に厳しい寒さか

10日間予報

冬型の気圧配置が強まるため、21日(土)は日本海側の広い範囲で雪が降り、大雪や吹雪となるおそれがあります。寒気が大きく南下するため、西日本でも雪の降る所がある見込みです。
また、全国的に寒さが厳しくなります。主要都市の10日間予報を見ると、札幌市は21日(土)〜23日(月)にかけて最高気温が−5℃前後の予想です。東京都心や大阪市、福岡市でも最高気温は一桁の日が多く、朝晩は連日、0℃近くまで下がるとみられます。
現時点では不確実性があるものの、この冬で最も長期間に渡る寒波となる可能性もありますので、最新の情報をこまめにご確認ください。

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