17日朝 風おさまり厳しい冷え込み 都心で冬日の可能性 内陸は水道管凍結に注意

2024年1月16日(火)16時25分 tenki.jp

今日16日は、冬型の気圧配置が続き、関東の平野部は広く晴れて、季節風が強まっています。今夜にかけて強風にご注意ください。明日17日は冷たい北風がおさまり、厳しい冷え込みに。東京都心で今シーズン初めての冬日となる可能性があり、内陸部では水道管凍結の恐れも。

東京都心など最大瞬間風速20メートル超

今日16日は、強い冬型の気圧配置が続き、関東北部の山沿いで雪が降り続いています。
群馬県のみなかみ町や草津町では午後3時までの24時間降雪量が50センチ以上になるなど、積雪が急増している所があります。
一方、関東など太平洋側は広く冬晴れとなり、各地で西から北寄りの風が強まっています。
午後3時までの最大瞬間風速は、東京都八王子市で25.5m/s(午前11時52分 北北西の風)、さいたま市では22.2m/s(午後2時20分 北西の風)、東京都心でも20.2m/sを観測しました。(午後2時54分 北西の風)午後4時現在も、看板が外れてしまったり、風に向かって歩きにくくなるような強い風の吹いている所があります。
今夜にかけても風の強い状態が続くため、車を運転する際などはハンドルをとられないようにご注意ください。

関東は軒並み今シーズン一番の寒さ

今日16日は、東日本の上空に強い寒気が流れ込み、日差しがたっぷりだった関東平野も気温の上がり方は鈍くなりました。
午後3時までの最高気温は、東京都心で7.0℃、千葉市で7.4℃、前橋市で3.5℃、宇都宮市で3.3℃、水戸市で5.1℃といずれも今シーズン一番の寒さとなりました。気温が低い上に、風も強まったため、体感的には一層寒さが厳しく、凍えるような寒さとなりました。
気温が低い上に風も強く、今夜は体温を奪われるような厳しい寒さです。暖かくしてお過ごしください。

明日17日朝は厳しい冷え込み 水道管凍結の恐れ

明日17日は冬型の気圧配置がゆるみ、関東の冷たい風もおさまるでしょう。
今夜から明日17日朝にかけては放射冷却によって、関東甲信地方は今朝以上の冷え込みになる所が多いでしょう。
東京都心は今日16日朝は0.0℃まで下がりましたが、明日17日朝は、今季初めて0℃未満の冬日になるかもしれません。
また、水戸市や宇都宮市など北部の内陸部ではマイナス4℃以下の冷え込みとなり、水道管が凍結したり破裂する恐れがあります。水道管の凍結対策として、夜間は水道管にタオルを巻いたり、水道の水を少しだけ流したりしておくと良いでしょう。
また、昨夜から今朝にかけて雪の降り積もった所では、今後の冷え込みによって、路面が凍結し、道路の状況が悪化する所もありそうです。車の運転は引き続き、慎重になさってください。
北陸の地震の被災地も、明日17日朝はほとんどの地域で、氷点下まで下がり、厳しい冷え込みとなりそうです。できる限り防寒対策を心がけて、手足を動かすなど低体温症に十分に注意をしてお過ごしください。

明日17日 日中は寒さ和らぐ

明日17日は、日中は北部の山沿いも含めて、日差しがありそうです。
広い範囲で晴れて、冷たい風がおさまり、寒さが和らぐでしょう。積雪の増えた所では、雪崩や融雪による落雪にご注意ください。

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