寒波襲来のアメリカは厳しい寒さ 内陸部で−36℃を記録した所も
2025年2月21日（金）10時0分 ウェザーニュース
2025/02/21 09:55 ウェザーニュース
寒波が襲来しているアメリカは広い範囲で厳しい寒さとなっています。内陸部では−36℃を記録した地点があり、比較的温暖な南部でも軒並み氷点下の冷え込みです。
ニューオリンズは1月下旬以来の氷点下
上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気が、アメリカ中部から東部へと移動しています。
この寒波によって現地時間の20日(木)の朝は各地で厳しい冷え込みなりました。ネブラスカ州の北に位置する小さな都市であるバレンタインでは−36℃を観測しています。冬は冷え込む地域ではありますが、それでもかなりの寒さです。
冬でも比較的温暖なテキサス州やルイジアナ州のメキシコ湾沿岸でも気温が下がり、ヒューストンは−3℃、ニューオリンズは−2℃まで冷え込みました。ニューオリンズは記録的な大雪に見舞われた1月下旬以来の氷点下です。
厳しい冷え込みは現地時間の21日(金)も続く見通しで、この時期としての最低気温を更新する可能性があります。気象当局は南部を中心に寒さに関する警報を発表し、低体温症などに警戒するよう呼びかけています。
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