宮古島のヒカンザクラ なかなか満開ならず

2019年3月4日(月)13時48分 tenki.jp

沖縄の宮古島では、1月7日にヒカンザクラの開花が観測されましたが、2か月近く経っても満開になっていません。

宮古島の桜に異変?!

3月に入ったというのに、沖縄の宮古島ではヒカンザクラの標本木が満開になっていません。気象台にある標本木で開花を観測したのは1月7日で、平年より9日早い開花でした。本州のソメイヨシノは開花から1週間前後で満開を迎えますが、ヒカンザクラは比較的ゆっくりと咲き揃い、開花から満開まで2〜3週間かかります。宮古島のヒカンザクラは平年で24日程度かかり、満開日の平年は2月5日です。今年は開花からすでに2か月近く経っています。宮古島地方気象台の方にお話を伺ったところ、先週の段階で花が咲いていたのは6割程度で、満開の基準となる8割以上に達していないとのことでした。蕾が残る一方で、葉も出ている状態だそうです。花が咲き揃わない原因は、気象台の方も分からないとのことです。
※桜の満開日とは、標本木で約80%以上のつぼみが開いた状態の最初の日のことです。観測の対象は主にソメイヨシノですが、沖縄ではヒカンザクラを対象としています。

今冬の沖縄は

この冬の沖縄は記録的な暖冬でした。沖縄は12月から2月にかけて暖かい空気に覆われやすく、平均気温は平年よりかなり高い状態が続きました。宮古島では12月4日に最高気温が28度8分と、12月としては1938年の統計開始以来最も高くなり、2日後の6日にも28度1分と12月3位の記録に。2月中旬にも2日連続で27度台まで気温が上がり、記録的な高温となりました。

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