土日は北風冷たい 来週は寒さゆるみ、週後半は春の陽気 桜の季節が迫る

2024年3月8日(金)17時33分 tenki.jp

土日は冬型の気圧配置となり、全国的に北風が冷たいでしょう。外出は冬の装いでお出かけください。来週は今週に比べて気温が上昇しやすくなります。火曜に広い範囲で雨が降ったあと、水曜からは日に日に気温が上がり、週後半は春の陽気となりそうです。今年の桜の開花は?

都心で3月として4年ぶりの積雪

今日8日(金)は、関東や東北の太平洋側で雪や雨が降り、真冬並みの寒さとなりました。
東京都心では、午前7時から9時にかけて積雪1センチを観測。3月に都心で1センチ以上の積雪となったのは2020年以来4年ぶりです。(2020年3月29日に積雪1センチを観測)また、3月上旬に都心で1センチ以上の積雪となるのは、19年ぶりのこととなりました。(2005年3月4日に積雪2センチを観測)
今朝は南岸低気圧の影響で雪や雨でしたが、今夜は上空を寒気を伴った気圧の谷が通過中です。明日9日(土)朝にかけては、西日本から東日本の所々で雨や雷雨となるでしょう。天気の急変にご注意ください。

明日9日 北風冷たい 真冬の防寒を

明日9日(土)は、冬型の気圧配置となり、上空に寒気が流れ込むため、全国的に冬の寒さとなりそうです。
日本海側は雪や吹雪となり、北陸や東北の日本海側ではまとまった雪になる所もあるでしょう。交通の影響などにご注意ください。
太平洋側は広く晴れますが、風が強いため、東海や近畿など一部に雪雲や雨雲が流れ込みそうです。関東は朝から晴れますが、風が冷たいでしょう。
気温は平年を下回る所がほとんどで、名古屋市や大阪市など10℃以下でしょう。
気温が低めでも、スギ花粉が大量飛散する見込みです。花粉症の方は、万全な対策を心がけてください。

週明けは大雨注意 週後半は春の陽気続く

明後日10日(日)は朝は冷えますが、日中は冷たい北風がおさまる分、寒さが少し和らぐでしょう。日本海側の雪の降り方も午後は次第におさまりそうです。
11日(月)は、西から低気圧が発達しながら東進するでしょう。今回の南岸低気圧よりも北側となる本州の陸地を通過するため、南から暖かな空気が流れ込みやすくなり、雪ではなく、雨の所がほとんとです。
12日(火)にかけて、九州から東北の太平洋側ほど雨や風が強まるおそれがあります。大雨に注意、警戒してください。また、雨の割には気温が高くなるでしょう。
13日(水)以降は穏やかに晴れて、気温が上昇しやすくなります。週後半は広く高気圧に覆われて、春の陽気となるでしょう。
九州から関東は15℃前後まで上がり、特に15日(金)は、東北や北海道も含めて4月並みの暖かさとなりそうです。春物の準備も少しづつ整えておきましょう。

来週以降、いよいよ桜の季節に迫る

今週は寒い日が続きましたが、来週以降は暖かくなる日が増えて、いよいよ桜の季節に迫ります。
日本気象協会が発表した「2024年桜開花予想(第3回)」によると、昨年に続き、全国的に桜の開花、満開は平年よりも早い傾向となりそうです。
前回発表と比べて、3月の予想気温が高く、予想開花日は早まった所が多くなりました。今年の桜の開花は、全国的に平年より早く、19日に東京や高知、20日には福岡や松山などから開花が始まり、3月末までに、九州から東北南部にかけての広い範囲で開花するでしょう。
3月25日には東京で桜が満開となる見込みで、3月末までに九州から北陸にかけての広い範囲で満開を迎える見込みです。
4月に入ると、桜前線はさらに北上し、4月3日には新潟、13日には秋田で、18日には青森で開花する見込みです。4月下旬には北海道へ到達し、札幌では27日に開花するでしょう。
東京・千代田区 靖国神社にある桜の標本木
平年日:開花 3月24日 満開 3月31日
昨年:開花 3月14日(2020年、2021年に並び最早記録) 満開 3月22日

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