午前から広い範囲で晴れ 空気も乾燥 火の元に注意 九州では気温グングン上昇

2024年3月22日(金)12時42分 tenki.jp

今日22日は広い範囲で晴れて空気が乾燥していて、東京都心でも湿度が20%台前半まで下がっています。火の取り扱いに注意してください。また九州では日差しとともに気温がグングン上がっていて、朝との気温差が20℃以上になっている所があります。

広く晴れ 九州は気温上昇

今日(22日)は日本付近は高気圧に覆われていて、関東から九州・沖縄の広い範囲と、北海道は広く晴れています。
日差しとともに、特に九州では気温がグングン上がっています。九州南部では正午までに18℃くらいまで気温が上がっています。今朝、冷え込みが強まった分、朝との気温差が大きくなっていて、鹿児島県さつま町では最低気温がマイナス2.0℃、最高気温が18.3℃(ともに正午まで)で、気温差が20.3℃と大きくなっています。
一方、関東から近畿にかけては、正午現在、気温は10℃前後で、空気が冷たく感じられます。

空気が乾燥 火の取り扱いに注意

また、各地で空気が乾燥しています。
正午までの最小湿度は、山梨県南部町で13%と、全国で最も低くなっているほか、埼玉県秩父市で16%、神奈川県小田原市や静岡県御殿場市で17%、千葉県館山市で18%など、20%を下回っています。東京都心も23%と空気が乾燥しています。
正午現在、東日本と西日本の広い範囲と、東北の太平洋側の地域、沖縄県などに、乾燥注意報が発表されています。今日は空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意してください。
また、湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザなど感染症にかかりやすくなります。体調管理にも十分お気をつけください。

火事を防ぐには

空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。

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