「不倫人材集め?」国民民主の候補者擁立が鬼門すぎ 玉木代表がJ-CASTニュースに語っていた「息を吐くような」擁立方針
2025年4月23日(水)13時25分 J-CASTニュース
国民民主党が2025年4月22日、元衆院議員の菅野(旧姓・山尾)志桜里氏を夏の参院選挙の比例代表に擁立する方針を固めたとする報道が相次いだ。国民民主では、平岩征樹衆院議員による不倫トラブルもネットの注目を集めたばかりだ。国民民主の候補者擁立の方針が問われることになりそうだ。
そんな中、玉木雄一郎代表は24年12月のJ-CASTニュースによるインタビューで、「会った人に息を吐くように声をかけてます(笑)」などと、その一端を明かしていた。
「不倫の人材集めでもしてるのか?」
菅野氏の擁立については、22日に複数メディアが報じた。今後、執行役員会で正式に公認を受けた後、記者会見を行う見通しだという。
菅野氏をめぐっては、17年に週刊文春が倉持麟太郎弁護士とのダブル不倫疑惑を報道。菅野氏は疑惑を否定し議員を続けていたものの、その後、菅野氏による「議員パス」の公私混同などが報じられ、大きな批判を受けた。
国民民主では同日、平岩氏が自らのウェブサイトに不倫を認める謝罪文を掲載していた。
平岩氏は、週刊現代から「私が過去に自らの氏名や既婚者であることを秘して、特定の女性の方と交際していたという件」について取材を受けたと説明。
「4年程前に、私が既婚者の身でありながらそのことを秘して交際していた方がいたことは事実です。また、お相手の方には本名を述べていなかったことも事実です」と不倫の事実を認め、謝罪した。
SNSでは、「ダブル不倫」で世間を賑わせた菅野氏の擁立や、平岩氏の不倫トラブルなどに触れ、「国民民主党は不倫の人材集めでもしてるのか?」「不倫民主党でも目指してんのか?」など、厳しい声が相次いだ。
「候補者が足りなくて他党に議席を渡す、といったことは絶対なくさないと」
候補者擁立をめぐる混乱が続く国民民主だが、24年11月には玉木代表自身にも不倫スキャンダルが発覚。3か月の役職停止処分を受けていた。
24年末にJ-CASTが行ったインタビューでは、玉木氏自ら候補者の擁立方針を語っていた。
「衆院選の反省からすると、候補者が足りなくて他党に議席を渡す、といったことは絶対なくさないといけません」と24年の衆院選での「取りこぼし」への反省を語り、「公募などを通じて、全国で擁立をしっかりしていきます」としていた。
擁立する数については、「もっと立てないと駄目ですね」とコメント。
「今、全然足りていないので『ぜひ我こそは』と思う人は国民民主党の扉を叩いてもらいたいし、役人出身の人にも出てもらいたいです」とし、「役所出身でも、我々のところに来た方が面白い仕事できますから、反対ばっかりじゃないし......。霞が関の皆さんに『一緒にやらないか』と呼びかけたいです」。
出馬の打診を行う相手については、「この前は、ハイヒールリンゴさんに声かけたんだけど駄目でした。あと王林ちゃんにも声かけて駄目だったなあ」。「手当たり次第にかけています。会った人に息を吐くように声をかけてます(笑)。そうじゃないとなかなか候補者見つからなくて......」と幅広い人材に声をかけていると明かした玉木氏。
候補者の当選数も増えている中、「いわゆる身体検査もやらなきゃいけないし、本人の能力といったものも、これまで以上に厳しく見極めていかないといけないと思っています」と語っていたのだが。