雅子さま 春の園遊会にかけた“休日返上”のご準備…初出席の愛子さまへも細やかに指導

2024年4月23日(火)16時0分 女性自身

「『春の園遊会』が開催された4月23日は、天皇ご一家にとって思い出深い一日となったでしょう」


そう語るのは皇室担当記者。開催4日前の19日、愛子さまの初めての園遊会へのご出席が発表されると、注目度が例年よりさらに高まったのだ。


天皇皇后両陛下のお名前で、さまざまな分野で功績のあった人物やその配偶者が招待される園遊会。華やかな舞台だが、その陰で皇室の方々には、並々ならぬ努力が必要とされる。


宮内庁関係者によれば、


「参加される方のリストができあがると、両陛下は当日までに、すべての招待者の名前や業績を把握されるのです。今回招待されたのは、俳優の北大路欣也さんなど約1千700人です。


さらに初めて臨まれる愛子さまに、雅子さまはお声がけの仕方や受け答えについても、きめ細かく指導されていたそうです。愛子さまは連日、日本赤十字社(以下、日赤)へ出社されていましたし、ご一家はそれこそ“休日返上”で準備をされていたのです」


実は天皇陛下と雅子さまが返上されるのは、休日ばかりではないという。


「昨年4月、天皇ご一家は栃木県にある御料牧場で静養されました。しかし今年は春に静養されることはお考えになっていないそうです。


愛子さまが就職されたばかりで、スケジュールの調整が難しいこともあるのでしょう。しかし、それ以上に雅子さまの“4月下旬以降の日程に全力で挑みたい”という強いご意向があると伺っています」(前出・宮内庁関係者)


4月23日の園遊会以降の約70日間、雅子さまにとって大事なお務めが続く。


「例年4月下旬に開催されている『みどりの式典』があり、5月上旬からは“皇后のお務め”であるご養蚕が始まります。


5月中旬には名誉総裁として『全国赤十字大会』に臨まれ、5月26日には岡山県で『全国植樹祭』に出席されます。


そして6月下旬には1週間ほど、国賓として英国を公式訪問されますが、これは両陛下にとって悲願ともいうべき海外でのご公務です」(前出・皇室担当記者)


さらに天皇陛下と雅子さまが強く望まれているというのが、3度目の石川県ご慰問だ。


■愛子さまの輝きが母としての成功体験に


「これまで両陛下が慰問されたのは、輪島市、珠洲市、穴水町、能登町の4カ所。しかし能登半島ではほかにも、七尾市や志賀町などが甚大な被害を受けています。


4月12日、両陛下は避難所となっている『穴水町さわやか交流館プルート』を訪問し、災害対応に尽力した人たちを労われましたが、彼らと会話を交わされた雅子さまは、目に涙をためていらっしゃいました。


ご慰問を重ねるたびに、『1人でも多くの被災者を励ましたい』という思いを募らせていらっしゃるのです。4月末から、6月の英国ご訪問前までの間でのご慰問を検討されているようです」(前出・宮内庁関係者)


だが雅子さまはいまも“ご体調の波”と闘われている。


「4月16日に両陛下は帝国ホテルでの『日本国際賞』授賞式に出席されましたが、雅子さまのご出席が公表されたのは、授賞式が始まる直前のことでした。雅子さまは、日帰りでの能登半島ご慰問で疲労も大きいはずですが、懸命にご公務に臨んでいらっしゃるのです。


それにもかかわらずハードスケジュールが組まれた70日間に前向きに挑もうとされているのは、被災者を励ましたいという皇后としての責任感、そして愛子さまのご活躍の影響もあると思います」(前出・宮内庁関係者)


日赤ご就職にあたり公表された文書にも《両親のようにお互いを思いやれる関係性は素敵だなと感じます》とつづられたように、愛子さまは公私両面で、母・雅子さまを理想としていることを表明されている。


精神科医の香山リカさんはこう語る。


「雅子さまはこれまでの60年間、『何かを実現できた』という実績や成功体験を糧に、次のステップに向かうという人生を歩まれてきたようにお見受けします。


立派に成長された愛子さまが、活躍され、国民から愛され、そして公に自分たちへの感謝を述べておられることにより、『私の子育てはこれでよかったのだ』という実感を得られ、成功体験となっているのではないかと思います。それが一種の“活力源”となり、ご回復にもつながっているのではないでしょうか」


愛子さまは天皇陛下や雅子さまと同じように、《国民と苦楽を共にしながら務めを果たす》という姿勢も表明されている。


「雅子さまは、愛子さまがご自分のお考えを受け継ぎ、“二人三脚で頑張ってくれている”とお感じだと思います。母娘で励まし合いながら、よい方向に刺激し合われているのでしょう」(香山さん)


愛する母の背中を追い続けられる愛子さま、愛娘の成長に勇気づけられていらっしゃる雅子さま。“母娘の新章”はすでに始まっている。

女性自身

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