給食にガラス片混入、担任らが目視で取り除き食事続ける…新潟・上越の小学校
2025年4月23日(水)19時25分 読売新聞
新潟県上越市立直江津南小学校で22日、教室で蛍光灯が割れて給食のマーボー豆腐にガラス片が混入し、5年生2人が口にした。20歳代の男性担任らが目視で取り除いていたが、市教育委員会は「危機管理意識を欠いていた」と謝罪した。
市教委によると、別の児童1人もご飯の中に入った破片を見つけたが、食事を続けたという。破片は縦2ミリ、横8ミリほどで、児童にけがはなかった。蛍光灯は取り外して立てかけられた状態で、給食配膳中に60歳代の女性介護員が当たって割れ、破片が飛んだという。
市教委は今年3月、給食に異物混入が疑われる場合は、給食を中止するよう求める通知を出していた。
市教委の中沢雅人教育部長は記者会見で「給食への信頼を損ねてしまい、大変申し訳なかった」と述べた。