GW初日、万博に家族ら…「海外に行ったつもりで楽しみたい」
2025年4月26日(土)15時20分 読売新聞
家族連れらでにぎわう大阪・関西万博の会場(26日午前、大阪市此花区で)=吉野拓也撮影
大型連休が26日、始まった。今年は飛び石連休となったが、大阪市此花区の大阪・関西万博の会場では、笑顔で走って入場する子どもや、公式キャラクター「ミャクミャク」と記念撮影する家族連れらの姿が多く見られた。
大分市から家族4人で訪れた会社員の男性(48)は「海外に行ったつもりで子どもと楽しみたい」と話し、小学5年の長女(10)は「ミャクミャクがかわいい。学校の友達にも万博の話をしたい」と楽しんでいた。
両親らと訪れた横浜市旭区の中学1年の男子生徒(12)は「今日の日が来るのをカウントダウンして待っていた。世界最先端の技術に触れ、未来を感じたい」とワクワクした様子だった。
JR東京駅の新幹線のホームでも、家族と一緒に万博に向かう埼玉県蓮田市の小学6年の女子児童(11)が「(iPS細胞から作った)iPS心臓や人間洗濯機を見たい。海外パビリオンも楽しみ」と声を弾ませた。JR東海によると、東京駅発の東海道新幹線「のぞみ」は26日午前10時半現在、ほぼ満席となっている。
高速道路の渋滞も始まった。日本道路交通情報センターによると、26日午前10時現在、東北自動車道下り線の岩槻インターチェンジ(さいたま市)付近などで13キロの渋滞が発生した。高速道路各社の予測によると、高速道路は上下線で5月3〜5日頃に渋滞のピークを迎える。