ふるさと納税で「サルが伸び伸び暮らせる施設に」…千葉県市川市が動植物園の「遊び場」整備費募集

2025年4月27日(日)18時8分 読売新聞

サルの共有放飼場のイメージ(千葉県市川市提供)

 千葉県市川市は、市動植物園にサルの共有放し飼い施設(遊び場)を設置するため、ふるさと納税制度を活用したガバメント・クラウドファンディング(CF)を実施する。共有遊び場とサル舎を高さ3メートルの通路でつなぎ、頭上をサルが行き来できるようにすることで、来場者がより楽しめる空間をつくる。サルも日当たりの良い遊び場に出られ、生活環境向上につながる。

 市によると、モンキーゾーンに幅3メートル、奥行き8メートルの共有遊び場を設ける。エリマキキツネザル(4匹)、ボリビアリスザル(8匹)、マンドリル(1匹)の種別ごとに分かれているサル舎の遊び場と通路でつなぎ、3種類のサルが日替わりで広い共有遊び場に渡れるようにする。

 CFは5月2日〜7月31日に受け付ける。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で決済するか、市動植物園課に直接寄付する。目標金額は1000万円で、整備費2500万円の一部に充てる。特典としてオリジナルグッズの配布などを検討している。

 今年夏頃に着工し、年度内の完成を目指す。同課は「サルが伸び伸びと暮らせる施設にしたい。来場者にも喜んでもらえる施設となるので、ぜひ寄付をお願いしたい」としている。

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