北海道でハロ(日暈)が出現 天気はゆっくり下り坂へ

2021年4月29日(木)11時23分 ウェザーニュース

2021/04/29 11:05 ウェザーニュース

今日29日(木)昭和の日は東北から沖縄の広範囲で雨が降っている一方、北海道は穏やかな天気となっています。
札幌などでは「ハロ(日暈)」が見られました。
これは天気下り坂のサインで、明日30日(金)は急速に発達する低気圧が接近する影響で荒れた天気のおそれがあります。

ハロは天気下り坂のサイン 明日は荒れた天気に警戒

30日(金)8時の雨の予想

「ハロ」とは、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。
今日、北海道で見えているハロは天気下り坂のサインで、雲が厚くなるにつれて見えなくなっていきます。
今夜遅くには道南から雨が降り出し、明日の朝にかけて低気圧が急速に発達しながら接近する影響で、各地で雨が降ります。道東では大雨のおそれもあり、警戒が必要です。
沿岸部を中心に風も強まり、傘を差しても濡れてしまうような横殴りの雨になることがあります。交通機関に影響が出るおそれもあるため、明日の朝は時間に余裕を持った行動を心かげてください。
また、上空には寒気が流れ込むため、標高1,000m以上の山では湿った雪になる可能性があります。積雪のおそれもあるため、峠道を走行する予定のある方は万全な準備が欠かせません。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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