桜前線まもなく終着! 北海道で広く見ごろ

2018年5月2日(水)15時2分 tenki.jp

例年より日本列島を早く北上した桜前線は、まもなく長旅を終えようとしています。今シーズン最後の桜開花・満開予想です。

開花と満開の傾向

北海道では、先週後半から気温が平年より高くなり、特に大型連休前半は7月並みの暑さとなったところが多く、北海道の女満別(めまんべつ)では真夏日となりました。このため、桜前線が北上するスピードが早まり、広い範囲で平年より3日から1週間も早く開花しました。4月25日に道南の函館と松前で開花し、26日に札幌、27日に帯広、29日に室蘭、30日には旭川でも開花し、道北や道東の一部を除く、広い範囲で見ごろを迎えています。
北海道では開花から満開までの日数が例年以上に短くなっています。帯広と旭川では開花翌日に満開(帯広4月28日、旭川5月1日)となり、平年と比べて6日から10日も早い状況です。今週後半の3日から4日は雨、風ともに強まり、満開を迎えたところでは花嵐となりそうです。
気温は、大型連休後半から来週にかけても平年並みか高い日が多いと予想され、これから開花するところでも平年より3日前後早く開花する見込みです。3月15日に高知をスタートした桜前線は5月15日ごろに道東の釧路・根室に到達し、2カ月間に渡る今シーズンの長い旅を終えるでしょう。
今シーズンの桜前線は、例年より日本列島を早く北上し、いつもより早く私たちの目に彩りを与えてくれました。来シーズンはどのような形で楽しませてくれるのでしょうか。ご期待ください!

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