日本は「味付けがしょっぱい」。在住歴18年目の台湾人女性に聞く、日本食の“ギャップ”と好きなお菓子

2024年5月11日(土)20時15分 All About

日本食は「質素」「優しい味」という印象もありますが、実際には違う!? 日本に在住する台湾人の女性に、日本の食べ物への正直な気持ちや好きなお菓子について聞いてみました。

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出入国在留管理庁が2024年3月に発表した最新の調査によると、2023年に日本に入国した外国人は2583万810人。前年に比べ515.3%(2163万2765人)も増加し、コロナ禍を経たインバウンド需要は急速に復活しています。
外国人観光客が好きな日本の食べ物はニュースになることも多いですが、日本に在住する外国人は日々どんな食べ物に慣れ親しんでいるのでしょうか。実際に聞いてみました。

日本食は「味付けがしょっぱい」

今回お話をうかがったのは、台湾・台北市出身のWさん(仮名)。日本のグラフィックデザインや建築が好きだというWさんは、日本に在住して18年目。いくつかの仕事を経験した後、現在ではインバウンド向けのコンテンツ制作の編集に携わっています。
早速、日本の食べ物の印象について聞いてみると、こんな回答が。
「日本に来るまで、日本食は自然で健康的なイメージを持っていましたが、意外と味付けがしょっぱいことに驚きました。ラーメン屋さんに行っても、みそ味やしょうゆ味など、慣れていないと食べ進めることができないほどしょっぱいなと感じます。日本には『一汁三菜』という言葉があると思うのですが、外食だと、野菜もそんなに摂取できないのが気になっています」
日本食は「優しい味」というイメージもありますが、外食で提供される料理は「味のおいしさ」を強調するために比較的濃い塩分で作られていることも。Wさんは自炊が好きとのことで、バランスのいい料理を食べたいときは自分で作ることも多いようです。

「原材料を見て買っています」日本で好きなお菓子とは?

食品を買うときは、「原材料を見て買っています」というWさん。日本で好きな商品について聞いてみると、「『うれっ子』というおかきです」と答えてくれました。
「山形屋 成田生まれのうれっ子」は、ピーコックストアなどで取り扱いのあるおかき。国産のもち米、うるち米を使用したシンプルな原材料で、七味唐辛子が味のアクセントになっています。「基本的に、スーパーに行っても、コンビニに行っても、見たことがない商品は裏返してどういった材料が入っているのか全てチェックしています。ですので、家に持って帰るものは本当に少ないんです。そんな中、この『うれっ子』は材料もシンプルで、味も病みつきになってしまうくらいおいしくて。残業した日など、家に帰って何も作りたくないなというときは、ひと晩で1袋食べてしまいます(笑)」
原材料にこだわりのあるWさん。日本のシンプルなおかきの味が気に入っているそうです!
(文:All About ニュース編集部)

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