乳がん治療の第一人者、中村清吾さん死去…乳房の予防切除の保険適用実現などに貢献

2025年5月13日(火)18時25分 読売新聞

中村清吾氏(2004年9月)

 昭和医科大特任教授の中村清吾(なかむら・せいご)さんが9日、膵臓(すいぞう)がんで死去した。68歳。葬儀は家族葬で済ませた。

 乳がん治療の第一人者で乳腺外科医。乳がんや卵巣がんになりやすい遺伝子変異がある「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」について、知識の普及や診療体制の整備に尽力。新たながんを防ぐため、健康な乳房や卵巣を摘出する予防切除の公的医療保険適用の実現に貢献した。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「がん」をもっと詳しく

「がん」のニュース

「がん」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ