自民・今井絵理子議員がX削除→１か月半で新アカ開設　その理由に憶測...仏視察「早く報告書を出すべき」の声も

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自民党の今井絵理子参院議員（40）が、2024年5月15日までに、削除していたXアカウントに変わる新アカウントを開設した。

今井氏は、3月28日の参院本会議から欠席すると同時に、Xアカウントも削除していた。

「体調不良により約1ヶ月間、国会を欠席いたしました」

「ご無沙汰しております。すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、体調不良により約1ヶ月間、国会を欠席いたしました」

ゴールデンウィーク明けの7日、この新アカウントで今井氏は、国会前に立つ自身の写真を投稿し、「復帰のご報告」と題して、こう切り出した。

そして、「公務ができなかったことにつきまして、国民の皆さまに大変申し訳なく思います。また、国会対策委員会の関係者や、文教委員会の野党筆頭理事をはじめ委員のみなさんにご迷惑をおかけしました。ここにお詫び申し上げます」と謝罪した。

続けて、「医師のアドバイスに従い治療に専念することで体調も快方に向かい、本日より公務に復帰できましたことをご報告させていただきます。ご理解とご配慮を賜りました多くの方々に感謝申し上げます」と述べた。そのうえで、「国会会期末まで残り約1ヶ月半。体調管理に努めつつ、初心にかえり職責を全うしてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いします」と決意を示した。

その後は、議員としての公務について、次々に投稿している。

視察の履歴を消したかったから？？

5月15日は、「沖縄県の本土復帰の日。忘れてはならない、とても大切な日です」と沖縄出身者としてXで訴えた。「本日は本会議や調査会など開会されていますが、沖縄に想いを寄せながら頑張ります」とつづった。

今井氏の公務復帰については、体調に注意しながら職務を頑張ってほしいと励ますリプライが寄せられた。その一方、議員としての今井氏に対して、厳しい意見もネット上で相次いでいる。

観光旅行のようだと批判が相次いだ自民党女性局による23年7月のフランス視察に今井氏も参加しており、まだ視察の報告書が約束通り出されていないとして、早く報告書を出すべきだとの声が次々に出た。

また、Xを削除したことについて、視察の履歴を消したかったからではないかとの憶測も出て、新アカウントを開設したことに対して疑問を呈する向きもあった。