外国人の事故増加で「外免切替」制度見直しを自民政調会長要求…「当初想定されていなかった」
2025年5月22日(木)6時30分 読売新聞
自民党の小野寺政調会長
自民党の小野寺政調会長は21日、外国の運転免許証を日本の免許証に切り替える「外国免許切替(外免切替)」について、制度の見直しを政府に求める考えを明らかにした。東京都品川区の鮫洲運転免許試験場を視察後、記者団に語った。
外免切替を巡っては、制度を利用する外国人が近年急増しており、これに伴い外国人による交通事故も増加傾向にある。質問数が少ないなど試験が簡単なことや、旅行者でもホテルを免許証上の住所にして手続きを行えることなどが問題として指摘されている。
小野寺氏は記者団に「多くの外国人が日本で免許を切り替えることは当初想定していなかった。(政府に)一刻も早く対応してもらうことが大切だ」と語った。